6600ボルト

上映スケジュール

2016年4月30日(土)〜5月6日(金)1週間限定公開!

連日18:45〜

★5/6(金)下本地崇監督 舞台挨拶(上映前予定)

料金

一般:1700円 / 学生・シニア:1400円 / 立誠シネマ会員:1000円

2015年/日本/カラー/120分

監督・撮影・編集:下本地崇
撮影補佐:平山賢 / 題字:真照
制作:TRAVEL HIGH / 配給:パブリックチャンネル
出演:山部善次郎、その家族、仲間達

公式サイト:http://6600.sblo.jp/

絶望の先の希望を、映画は目撃する。

九州、博多を拠点とするミュージシャン、そして画家の山部善次郎、通称“山善”。
1968年、14歳の彼を襲ったのはレコード盤から流れるロックンロールと高圧電線から流れる6600ボルト。失ったのは左目と鼻、得たものは音楽への揺るぎない情熱。
これは伝説のロッカー、ミスターダイナマイト、そして99%不可能と言われた男の、57歳から還暦への3年間を追ったドキュメント“ ロード ”ムービー。絶望の先の希望を、映画は目撃する。

 
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主演:山部善次郎
1954年~福岡県出身
本名、山部洋之。14歳の時に高圧電線に感電する事故に遭い左目と鼻を失う。中学校時代から音楽を始め、高校在学中に結成したバンド「田舎者」でライブハウス「照和」のステージに立ちその後九州産業大学商学部経済学科に進学、21歳の頃から山部善次郎と名乗り始める。
伝説のパンクバンドと言われる「The Drill」活動後の1978年に徳間ジャパンからデビューする動きがあったものの、録音の出来映えに満足出来無かった為この話を断り自ら音楽的才能に見切りをつけて家業の紙卸問屋を継ぐ道へ。しかし想いが断ち切れず29歳の時に活動を再開、30歳でファーストシングル「キャデラック」をリリース、34歳でコロムビアレコードから「山善フォークジャンボリー」をリリース。また39歳の時から音楽活動と並行して油絵を描き始め、還暦までに10回を超す個展や美術展などへの入賞歴がある。現在も地元博多を拠点に勢力的な活動を続けている。

監督:下本地 崇
1969年~福岡県出身
中学校時代から始めた音楽を軸に高校進学時より総合芸術を意識、その後あらゆる表現を取り入れた活動で独自のスタイルを作る。九州産業大学芸術学部写真学科卒業後1995年より独立、1996年にスタジオ「HIGH BEAM」、1997年にレーベル「TRAVEL HIGH」を起ち上げ活動を本格化、様々なジャンルとのコラボレーションも繰り返し、作品は音楽、絵画、写真、映像、芝居など多岐にわたる。そして2000年に芸能プロダクション「パブリックチャンネル」を開設。自身の創作活動と並行して他アーティストのプロデュースも行う。ドキュメンタリーでの代表作は1999年の写真集「笑うマチグワー」、そして本作は自身初となる長編ドキュメンタリー映像作品。

 
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