イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ

上映スケジュール

2016年5月14日(土)〜5月20日(金)

連日19:10〜

【展示】Let It Art主催、アート展「The Gift Shop」開催(5/14(土)〜6/12(日))

料金

1500円均一/立誠シネマ会員:1000円

2010年 / アメリカ・イギリス / 87分

監督:バンクシー
ナレーション:リス・エヴァンス / 音楽:ロニ・サイズ
提供:パルコ / 配給:パルコ/アップリンク / 特別協賛:SOPH.co.,ltd
出演:ティエリー・グエッタ、スペース・インベーダー、シェパード・フェリー、バンクシー ほか

公式サイト:http://www.uplink.co.jp/exitthrough/

第83回アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門ノミネート作品!
世界で最も有名、けれどだれもその素顔を見たことがないグラフィティ・アーティスト、バンクシーによる100%リアルなドキュメンタリー!

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LA在住のフランス人映像作家ティエリー・グエッタは、いとこであるスペース・インベーダーと行動を共にするうち、ストリート・アートについてのドキュメンタリーの制作を始める。そこで「誰もが褒めたたえるが誰もその姿を見た事がない」アーティスト、バンクシーにたどり着き取材を始めるが、バンクシーはティエリーに映像の才能がない事に気づき、カメラを奪い、逆にティエリーのドキュメンタリーを自分が監督すると申し出た。
そしてバンクシーはアートの知識も技術もないティエリーをMR.BRAINWASHというストリート・アーティストとして仕立て上げるプロジェクトを開始するが…。
近年のアートバブルを痛烈に皮肉った、バンクシーらしい、観客を煙に巻くようなユニークなドキュメンタリー。

>>>>>>5月28日(土)〜6月17日(金)、『バンクシー・ダズ・ニューヨーク』上映あり!

バンクシー/BANKSY


イギリス、ブリストル出身のストリート・アーティスト。「BANKSY」という名前以外のプロフィールやその姿を一切世間に明かしておらず、主にステンシルを使った作品をゲリラ的に描くことで知られている。パリス・ヒルトンのデビューアルバムの偽物を勝手に店頭に陳列したり、「狩りに行く古代人」と題してショッピングカートを押す古代人が描かれた石を大英博物館にゲリラ展示(後に、博物館はバンクシーの作品を正式なコレクションに追加した)したりして話題になった。しかし、イスラエルとパレスチナを分離する壁に平和の願いを込めた作品を残すなどの活動も行っており、ストリートアート・ファンだけでなく、多くの人から絶大な支持を得ている。2009年にはブリストル市立美術館で(公式に!)展覧会を開催。のべ30万人もの人が来場した。作品には数千万円の値がつき、ブラッド・ピットやアンジェリーナ・ジョリー、キアヌ・リーブス、ジュード・ロウ、クリスティーナ・アギレラなどのセレブも彼のファンだという。

ティエリー・グエッタ a.k.a. Mr. Brainwash (“MBW”)


LA 在住のフランス人。元古着屋のオーナーそしてビデオ制作者。
従兄弟のグラフィティアーティスト、インベーダーにより、初めてグラフィティアートという存在を認識。その後、1999年にシェパード・フェアリーの活動記録を撮り始め、それをきっかけにBanksy や他のグラフィティアーティスト達とも出会い、彼らに影響を受けてグラフィティ・アーティストになったと言われている。2008 年に初の個展“Life is Beautiful”を開催。2010 年、二回目に開催された個展“ICONS” は好評のため開催期間を3 ヶ月延ばし大きな話題となった。
また、2009年にリリースされたマドンナのベスト・アルバム「Celebration」 のカバーデザインを手がけるなど、幅広いジャンルで活躍している。

スペース・インベーダー


タイルで作った「スペース・インベーダー」で世界中を侵略しているフランス人ストリート・アーティスト。ティエリー・グエッタの従兄弟でもある。

シェパード・フェアリー a.k.a. OBEY


美大在学中からアンドレ・ザ・ジャイアントをモチーフにしたステッカーを大量にバラまき、一躍有名に。08年のアメリカ合衆国大統領選挙でのオバマ大統領の肖像画で、アートに興味のない層にまでその名をとどろかせた。

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