いたくても いたくても

上映スケジュール

2017年3月25日(土)〜4月7日(金)

3/25(土)〜3/31(金)13:20〜
4/1(土)〜4/7(金)17:10〜
4/7(金)堀江貴大監督舞台挨拶あり!

料金

当日券のみ
一般:1500円
学生・シニア:1200円
立誠シネマ会員:1000円

2015年/日本/98分

監督:堀江貴大
出演:嶺豪一 澁谷麻美 吉家翔琉 坂田聡 大沼百合子 芹澤興人 Jean 礒部泰宏 岩井堂聖子 川合空 中村圭太郎

公式サイト:http://www.itakutemo.com

男と女とプロレスと。
痛くても、その痛みを信じて生きていく。

◯第16回 TAMA NEW WAVE グランプリ/ベスト男優賞/ベスト女優賞
◯SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016 長編コンペティション部門 公式出品作品
◯オランダ カメラジャパン・フェスティバル2016 公式出品作品


【コメント】

言ってみれば格闘青春映画なのだが、よくこんなことを思いついたと呆れて見ているうちに、ストレートな感動がやってきた。驚くべき才能だ。
黒沢 清(映画監督)

ヤラセの嘘のプロレスだって、脚本に書かれたとおりの映画だって、握ったこぶしは本物だ、流れた汗は本物なのだ!
柳下毅一郎(映画評論家・翻訳家)

プロレスを取るか恋人を取るかは、当然プロレスです。むしろ恋人でさえ、あのリングで受け身を取っていたことに観客は気付くでしょう。
坂元裕二(脚本家)

この作品は、新しい映像作家が生まれた証となる輝きがある。内に煌めき、研ぎすまされ、時に大胆に跳躍する。将来が楽しみな監督です。
深川栄洋(映画監督)

「プロレス」という言葉を容易に使ってしまう人に是非観てほしい。通販だって恋愛だってプロレスだ。痛みが伝わるほど真剣だ。「観客」よ、感じろ!
プチ鹿島(芸人・「教養としてのプロレス」著者)

たくさんの日本人の生活とたぶん近いです。
コンセプトはプロレスに関係あるけど、メインはプロレスではないです。
キャラクターの皆さんの関係のドラマです。
凄くカワイイと、たぶん日本人に大事の映画ですと思う。
ビアちゃんはこの映画、みんなにお勧めします。
レディビアード(女装パフォーマー、プロレスラー、ヘビーメタルシンガー)


【イントロダクション】

何と?通販会社が、起死回生をかけて通販番組内でプロレス団体を設立!選手はプロレス経験もない、しがない社員たち。しかし、ひとりの女性社員を巡って恋の炎に火が付いた男たちは仕事も恋もガチの真剣勝負に挑んでいく・・・!恋のファイターたちが戦いの末に見た予想外のジャッジとは?奇想天外なメタフィクションのプロレス恋愛活劇を作ったのは『ハッピーアワー』(15)の濱口竜介、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)の真利子哲也など、気鋭の新人監督を生んでいる東京藝術大学大学院映像研究科出身の堀江貴大。文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2015」での監督作『はなくじらちち』(16)も評判を呼んだ。主人公の星野を演じるのは、『溺れるナイフ』(16)などに出演、さらに監督作『故郷の詩』(12)も話題となった嶺豪一。ヒロインの葵には『螺旋銀河』(14)での好演が印象的な澁谷麻美。他、『百円の恋』(15)での怪演が忘れ難い坂田 聡、若手監督作品には欠かせない存在の芹澤興人ら、個性派俳優陣が結集。第16回 TAMA NEW WAVEでは主演男優賞&主演女優賞&グランプリと3冠受賞を果たした本作。その卓越したアイデアと往年のハリウッド映画を思わせる恋とファイトの熱き駆け引き。ここに、新時代のエンターテイメントが誕生した。


【ストーリー】

とある通販会社の破天荒社長が社内で始めたプロレス同好会。社長の突然の思いつきから、プロレス同好会は社内事業として“商品を紹介しながらプロレスをする”エンターテイメント通販番組の中継へと発展していく。社長が書いたシナリオに翻弄されながらも次第にプロレスにのめり込んでいく星野(嶺 豪一)。同僚でもあり彼女でもある葵(澁谷麻美)は戸惑いを隠せない。そこに二人の仲に割って入ろうとする戸田(吉家翔琉)がライバルとして星野の前に立ちはだかる。仕事と恋愛、 プロレスへのそれぞれの思いが入り乱れ、彼らの三角関係はやがて思いもよらない方向へと進んでいく。