GARAGE ROCKIN’ CRAZE
上映スケジュール |
2017年4月1日(土)~4月7日(金) 4/1(土)~4/7(金)19:10〜 |
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料金 |
一般:1700円 |
2016年/日本/98分/英語字幕付き
企画・製作:Freza Films
プロデューサー:マリオ・クジク&B.B.クラーク
監督:マリオ・クジク
脚本(構成):B.B.クラーク
出演:The 5.6.7.8's、20 Hits、Theee Bat、Baitones、Bobby's Bar、Daddy-O-Nov、Mr.Death、The Drexel、Eddie Legend A-Go-Go、The Fadeaways、Firestarter、The Fly & His One Man Garbage、Gasoline、Great3、The Great Mongoose、Jackie & the Cedrics、Jet Boys、Jimmy Mashiko、Los Rislaz、Minnesota Voodoo Men、Pinky Aoki、Rock-A-Cherry、Saturns、 Supersnazz、Stompin' Riffraffs、The Titans、Texaco Leatherman、Vivian Boys、Young Parisian、ギターウルフ、ザ・シ ャロウズ、東京 Cramps、マキニカリス 他
【配給・宣伝】:日本出版販売
東京ガレージ・パンク、30年の狂気! The 5.6.7.8's、ギターウルフ、TEENGENERATE、Jackie & The Cedrics...。 世界的に知られる数々のジャパニーズ・ガレージ・パンク・バンドを生み出したイベント"Back From The Grave"。
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1980年代後半に新宿JAMでスタートし、現在まで約30年に渡り続いているガレージ・パンク・イベント“Back From The Grave”。クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』でも知られるThe 5.6.7.8’s、最近ではCMにも出演しているギタ ーウルフ、2014年にドキュメンタリー映画『GET ACTION!!』が公開されたTEENGENERATE、覆面画家として世界的な活躍をするRockin’ Jelly Beanのバンドとしても知られているJackie & The Cedrics等々、名前を挙げたら切りがないが世界的に知られる日本のガレー ジ・パンク・バンドがこのイベントから生まれた。
“Back From The Grave”は元々ハードコアパンクのイベントを主催していたDaddy-O-NovがTexaco Leathermanにライブをさせた くてスタートした企画であった。イベントは徐々に盛り上がりを見せ“シーン”と呼ばれるものが作られて行き、いつしか“Back From The Grave”には彼が“ガレージ”と認めたバンドであればどんなバンドでも出演することが出来るようになる。やがて、東京のバ ンドだけではなく、日本中、そして世界的に知られるガレージ・バンドも出演するような東京のアンダーグラウンドロックシーン でひと際異彩を放つイベントになって行った。
クロアチアからやって来たマリオ・クジク監督、熱情の記録!
東京ガレージ・パンクの“場所”を守り続ける男がいるー。 Daddy-O-Novがいなかったら、日本のロックはもっと、もっと退屈だったに違いない。
“Back From The Grave”の主宰であるDaddy-O-Novは出演バンドやDJが好きな音楽を自由にプレイし、観客たちが好きなようにダ ンスし、そこで共通の趣味を持った仲間と出会い、全てを忘れて騒ぐことが出来る “場所”を手に入れ守り続けてきた。そこには 日本の音楽シーンにはびこる理不尽な上下関係や無駄な暴力は一切なく、ロック本来のカッコ良さと毒、そしてユーモアが溢れて いる。誰もが分け隔てなく楽しむことが出来る空間。そして何よりも彼こそがいつでもイタズラ坊主の様な笑顔で最もそのイベン トを楽しんでいるのだ。
その“場所”に魅了されたのが遠く離れた異国クロアチアから日本にやってきた本作の監督マリオ・クジクである。彼は20世紀 の終わりに来日すると“Back From The Grave”に自分の“場所”を見つける。そしていつしかイベントに向かう彼の手にはカメラ が握られる様になる。一方アメリカで日本文化、日本のロックに魅了され来日した本作の脚本(構成)を担当したB.B.クラークも自 らの“場所”をそこに見つけていた。当然の様に2人は出会い共同作業が始まる。そして、6年の歳月を費やして本作『GARAGE ROCKIN’ CRAZE』は完成した。世代や性別、ジャンルや国籍、全てを受け入れる“場所”を作っていく事の重要性、それを守る 為に奮闘する姿を関係者の証言で解き明かしていく。そして、なぜ極東の日本から世界的に知られるガレージ・パンク・バンドが 輩出されるのかが次第に明らかになって行く。本作は120%ロックで120%ピュアな大人たちの青春物語である。
映画は2部構成となっており、第1部では“Back From The Grave”を主催する Daddy-O-Novと盟友Jimmy Mashiko、2人のキーパ ーソンの半生を振り返り、彼らがガレージ・パンクや日本の60年代グループ・サウンズに興味を持ったきっかけ、イベント初期 の出演バンド、今だからこそ話せるエピソードが語られる。第2部では一旦イベントを休止したDaddy-O-Novが、福生で企画した ライブを経てハロウィンに開催する“Halloween Ball”から“Back From The Grave”を復活に至った経緯、彼らに触発されて現れた新 しい世代のバンドが紹介される。