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わたしの、あなたの、我々の日常のなかで、
ゾーンの入り口が、いま、開く。
松田正隆[マレビトの会]×松本雄吉[維新派]×タルコフスキー[『ストーカー』『惑星ソラリス』]による新作演劇「石のような水」の公演を間近に、あらゆる角度から「石のような水」に迫るプロローグイベントを、当シアターにて緊急開催!
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旧ソ連を代表する映画作家、アンドレイ・タルコフスキー。彼の残したいくつかの作品をモチーフに、劇作家、松田正隆(マレビトの会)と演出家、松本雄吉(維新派)が、今日的な視点から大胆な視覚化・空間化を試みたオリジナルの新作演劇作品「石のような水」。この秋、本作が京都芸術劇場 春秋座、フェスティバル/トーキョー13にて上演される。
それを目前に、映画上映、ライブオーディオコメンタリー、ドキュメンタリー番組、トークやリーディングと、あらゆる角度から「石のような水」に迫るプロローグイベントを、当シアターにて緊急開催。
タルコフスキーの『ストーカー』『惑星ソラリス』の上映をはじめ、「石のような水」最重要人物である松田正隆、松本雄吉両名、そして主演の俳優・山中崇による本公演前のプロローグを経ることで、「石のような水」が安易なノスタルジアでも呑気な空想でもなく、いまこの我々の世界の日常と来るべき未来を描く試みであることが色濃く浮かび上がってくるだろう。
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【チラシ】
チラシ表面、裏面。クリックすると大きく表示されます。
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【プログラム】
『ストーカー』СТАЛКЕР / STALKER |
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1979年/モスフィルム製作/スタンダード/カラー/163分 ※DVD上映
監督・美術:アンドレイ・タルコフスキー 原作・脚本:ストルガツキー兄弟
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雨、水、火等、タルコフスキー独特の映像言語を駆使し、極端に少ないカットで描くSF映画史上の傑作!
ある小国にゾーンと呼ばれる不可思議な地域が出現した。ただちに軍隊が派遣されたが、
兵士は一人として帰還しなかった。ゾーンの周辺には鉄条網が張られ、警戒厳重な警備隊が
ゾーンを守っていた。だが、このゾーン内には、人間の一番切実な望みをかなえる「部屋」が
あると云われていた。そこで、禁を犯してゾーンに侵入しようとする者たちが現われる。
彼らを法外に「部屋」まで誘導する者はストーカー(案内人)と呼ばれた…。
やがて訪れる衝撃のラスト、それは、ほかならぬ現代の我々自身のものだったのではないか。
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『惑星ソラリス』СОЛЯРИС / SOLARIS |
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1972年/モスフィルム製作/シネマスコープ/カラー/165分 ※BD上映
監督:アンドレイ・タルコフスキー 原作:スタニスラフ・レム「ソラリスの陽のもとに」
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『2001年宇宙の旅』(1968)と比肩する、SF映画史上の金字塔!
謎の惑星、ソラリス。生物の存在は確認されないが、理性を持った有機体と推測される
プラズマ状の“海”によって被われていた。人類は”海”と接触しようとするが、いずれも失敗。
ソラリス軌道上にある観測ステーションは原因不明の混乱に陥る。原因究明と打開のため、
心理学者クリスは美しい緑の我が家を後に、宇宙ステーションヘ飛び立つ。
辿り着いたソラリスで彼を待っていたのは、異常な静寂と恐しい程の荒廃だった…。
本作の未来都市は、当時の東京で撮影された。タルコフスキーによって描かれた
日本の高速道路、ソラリスの荒野の風景は、現在の我々が見返すことで、新たな意味を
浮き彫りにするだろう。
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『蜃気楼劇場』 |
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1991年/スタンスカンパニー制作/スタンダード/カラー/111分 ※デジタルベータカム上映
プロデューサー:坂口一直/監督:杉本信昭/撮影:清水良雄/音楽:高橋鮎生、内橋和久、木村充輝
出演:維新派
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おもしろすぎて人生台無しや!
1991年、松本雄吉率いる維新派は、ジャンジャン・オペラ「少年街」公演のために、
東京・汐留の国鉄跡地に広さ2,000平米、高さ25mの巨大な野外劇場を建築した。
現代日本映画界を支える美術監督でもある林田裕至、磯見俊裕らが率いる“裏方連中”が、
松本雄吉の思い描く壮大な“街”を建設してゆく。8月の草むしりに始まり、2ヶ月にわたる
ゼロからの“街”の創造を通し、維新派は10月の公演初日に向けて突き進む。個の発想から
はじまり、大地の手触り、露営の日々を経て実現される維新派という“現象”が、
現代日本に突如立ち現れる!
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『CAMOCEЛ(サマショール)―長崎そしてチェルノブイリ』 |
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2006年/制作著作:テレビ西日本/スタンダード/カラー/45分 ※デジタル上映
ディレクター:馬場明子/ナレーター:蒼井優/インタビュアー:松田正隆/写真:手島雅弘
★2007年フランスドキュメンタリーコンクールFIPATEL入賞/2007年度ロシアドキュメンタリーコンクール入賞
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1945年、原爆によって多くを失った長崎。1986年、原子力発電所の事故によって
都市自体を失った原発の町プリピャチ。劇作家・松田正隆が二つの都市を訪ね、
核が人々とふるさとに与える巨大な傷、断絶を描く2006年に放送されたドキュメンタリー番組。
チェルノブイリ原発事故に大きな衝撃を受けた写真家・手島雅弘さんは13年後に様々な
困難を乗り越えてチェルノブイリに入り、人と街の現状を撮影した。
その時に撮影された高校生の集合写真を手掛かりに、長崎出身の松田と手島さんは
チェルノブイリに向かい、4歳で被曝していま結婚や出産の時期を迎える若者たちに
インタビューを試みる。
★参考上映。『ストーカー』をご鑑賞の方は本作を無料でご鑑賞いただけます。
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イベント |
10/19(土)20:00~
【1】松田正隆×森山直人トーク
劇作家・演出家の松田正隆氏に「石のような水」を書くこととなった経緯や構想、
作品への思いを伺いながら、演劇批評家・森山直人氏と「その後」について語ります。
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10/20(日)15:00~
【2】『ストーカー』★松本雄吉×山中崇(「石のような水」主演)×森山直人 生オーディオコメンタリー上映
本作の下敷きとなったタルコフスキーの『ストーカー』を観ながら、
「石のような水」作家と演出家、主演俳優と、元・立誠小学校 特設
シアターでは初となる生オーディオコメンタリーを行います。
★ご本人の都合により、10/20、松田正隆氏が不参加となりました。代わりに森山直人氏が参加となります。変更をお詫び申し上げます。
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10/24(木)19:00~
【3】「石のような水」リーディングイベント&松本雄吉×森山直人トーク
「石ような水」の1シーンをリーディング上演でほんの少しご紹介します。
さらに演出家・松本雄吉氏に本作品の魅力や舞台美術の見どころを中心に、
森山直人氏と作品について「その後」を探ります。
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★イベント【1】【3】は3回券ご提示でご入場いただけます。
イベントのみご参加の方は各¥1,000。
★イベント【2】は1回券あるいは3回券適応。
★イベント詳細は公式サイト等をご確認、あるいはシアターへお問い合わせください。○
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タイムテーブル
10/19(土) |
『ストーカー』16:00~18:44
『CAMOCEЛー長崎そしてチェルノブイリー』19:00~19:50
「松田正隆×森山直人トーク」20:00~20:45
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10/20(日) |
『CAMOCEЛー長崎そしてチェルノブイリー』15:00~15:50
『ストーカー』★生オーディオコメンタリー上映 16:00~18:44
『蜃気楼劇場』19:00~20:45
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10/21(月) |
『惑星ソラリス』15:40~18:25
『蜃気楼劇場』19:00~20:45
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10/22(火) |
『蜃気楼劇場』15:40~17:25
『惑星ソラリス』18:00~20:45
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10/23(水) |
『蜃気楼劇場』15:40~17:25
『惑星ソラリス』18:00~20:45
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10/24(木) |
『ストーカー』14:30~17:15
『CAMOCEЛー長崎そしてチェルノブイリー』17:30~18:20
「リーディングイベント&松本雄吉×森山直人トーク」19:00~20:45
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10/25(金) |
『惑星ソラリス』14:30~17:15
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【料金】当日券のみ
1回券
一般:1,500円/学生・シニア:1,300円/シアター会員:1,200円
3回券:3,000円(均一)
★イベント【1】【3】は3回券お買い求めの方にご参加いただけます。
★3回券をお持ちでない方でイベント【1】【3】参加ご希望の方は、
イベント1回につき1,000円いただきます。
★イベント【2】は1回券あるいは3回券適応。
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【本公演情報】
松田正隆×松本雄吉×タルコフスキー 「その後」の世界を描くSFメロドラマ!!
「石のような水」
2013年11月28日(木)、29日(金)、30日(土)
会場:京都芸術劇場 春秋座
旧ソ連を代表する映画作家、アンドレイ・タルコフスキーの遺した映画作品を題材に、
劇作家、松田正隆(マレビトの会)と演出家、松本雄吉(維新派)が、
今日的な視点から大胆な視覚化・空間化を試みるオリジナルの演劇作品を上演します。
ある都市にある高層アパート群。かつて、その都市の近郊に隕石が落ちて、
巨大な穴ができた。世界各地から多くの調査団が組織され、その穴への来訪が相次いだ。
何度も穴の調査がなされたが、そこから人々が戻って来ることはなかった。
穴の中心から周辺30キロメートル圏内を人々はゾーンと呼び、
政府はそこを立ち入り禁止区域に指定した。
出演:山中崇 占部房子 武田暁 ほか
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【作家紹介】
松田正隆(マレビトの会) 「石のような水」作
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劇作家・演出家。マレビトの会代表。1962年長崎県生まれ。89年立命館大学文学部哲学科卒業。96年『海と日傘』で第40回岸田國士戯曲賞、98年 『月の岬』で読売演劇大賞最優秀作品賞、98年『夏の砂の上』で読売文学賞、2001年に京都府文化奨励賞を受賞。2003年より演劇の可能性を模索する 集団「マレビトの会」を結成。主な作品に『cryptograph』(07)、『声紋都市-父への手紙』(09)、写真家笹岡啓子との共同作品『PARK CITY』(09)、『HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会』(10)、『アンティゴネーへの旅の記録とその上演』(12) などがある。現在、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。戯曲の他、『美しき夏キリシマ』(03)、『紙屋悦子の青春』(06)など、映画の脚本・原作 も手がける。
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松本雄吉(維新派) 「石のような水」演出・美術
※写真提供:Clippin JAM
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維新派主宰。1974年以降の全ての作品で脚本・演出・構成を手がける。1991年東京・汐留コンテナヤードでの巨大野外公演「少年街」より、独自のスタ イル「ヂャンヂャン☆オペラ」を確立。野外にこだわり、観客とともに旅する「漂流」シリーズを企画。奈良・室生、岡山の離島・犬島などで公演を行う。代表 作に野球グラウンドを全面使用した「さかしま」、離島の銅精錬所跡地内に劇場を建てた「カンカラ」、琵琶湖上に作った<びわ湖水上舞台>が大きな話題と なった「呼吸機械」など。2002年朝日舞台芸術賞、05年読売演劇大賞優秀演出家賞、09年朝日舞台芸術賞・アーティスト賞、芸術選奨文部科学大臣賞、 11年紫綬褒章受章。 |
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