共喰い

上映スケジュール

2014年1月5日(日)〜1月17日(金)

1月5日(日)〜1月10日(金)17:10〜/1月11日(土)〜1月13日(月・祝)13:30〜/1月14日(火)〜1月17日(金)15:00〜

料金

★当日券 一般:1,500円/学生・シニア:1,300円/会員:1,000円(★全国鑑賞券は使用不可)

2013年/日本/カラー/102分/配給:ビターズ・エンド

【キャスト】菅田将暉/木下美咲/篠原友希子/光石研/田中裕子 【スタッフ】原作:田中慎弥(集英社刊)/監督:青山真治/脚本:荒井晴彦/プロデュサー:甲斐真樹/制作プロダクション:スタイルジャム/製作:『共喰い』製作委員会/配給:ビターズ・エンド

公式サイト:http://www.tomogui-movie.jp/

母さん、なんで僕を生んだのですか? あの男の血をひく僕を___。

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【イントロ】
芥川賞受賞会見も話題となった、文壇に衝撃を与えた「共喰い」の作者・田中慎弥は、今もなお故郷・山口県下関にこだわり創作を続けています。また下関と関門海峡を挟んで対岸に位置する福岡県北九州市門司出身の監督・青山真治も北九州を舞台にした『Helpless』、『EUREKAユリイカ』、『サッド ヴァケイション』の“北九州サーガ3部作”を完成させ、本作も北九州での撮影を敢行。二人の共通点といえる土着的な世界観のなかでの人間の葛藤を細かに捉 え、リアルな姿を浮き彫りにするという作家的特性が見事に合致し、日本映画界に新たなる痕跡を残す傑作になることを予感させます。

主演の遠馬役に、史上最年少の「仮面ライダー」としてデビューし、現在TBSドラマ「サマーレスキュー~天空の診療所 」に出演するなど、いま最も注目を集める若手俳優・菅田将暉。ヒロイン千種役には新鋭・木下美咲が大抜擢されました。

父親の愛人役に、山下敦弘監督の映画やポツドールの舞台などで幅広く活躍する篠原友希子。乱暴な父親役に、日本映画界に欠かすことのできない名バイプレ― ヤ―・光石研、実母役に圧倒的な存在感を持つ実力派女優・田中裕子を迎えて、2012年9月クランクイン、2013年完成!

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【ストーリー】
昭和63年。高校2年生の遠馬は、父とその愛人・琴子と川辺の町に暮らしている。
川を隔てて、魚屋を営む産みの母親・仁子の元に時々でかけては、川で釣った魚をさばいてもらっていた。遠馬は日常的に父の乱暴な性交場面を目の当たりにして、嫌悪感を募らせながらも、自分にも父の血が流れていることに恐れを感じていた。
同じ学校の千種と覚えたばかりの性交にのめりこんでいくが、ある日父と同じ暴力なセックスをしてしまいケンカをする。一方、台風が近づき、町が水にのまれ る中、琴子は父との子を身ごもったまま逃げるように家を出ていく。怒った父は、琴子を探しまわるが、途中通りがかった神社で仲直りをしようと遠馬を待つ千 種をみつけるのだった….。


スクリーンショット(2013-12-18 22.04.22)
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