立誠シネマプロジェクト

“新進気鋭漫画家・ふみふみこのファンタジックで切ない世界を初映画化！”

【ゲスト来場！】
★6月21日（土）の回
山本精一さん（『恋につきもの』主題歌）来場！
トークイベントのお相手は一見正隆監督（『恋につきもの』監督）に決定！
 
【割引キャンペーン】
★京都限定！ふみふみこ原作映画同時公開！相互割引キャンペーン！それぞれの半券ご提示で鑑賞料金1,000円！
立誠シネマ『恋につきもの』（6/21〜7/4）×京都みなみ会館『女の穴』（6/28〜7/4）
 
★京阪神連携！ふみふみこコミック割引キャンペーン！
対象の書店で『恋につきもの』『女の穴』のコミック購入レシートご提示で当日一般料金から500円割引！
詳細はコチラ！▶︎http://risseicinema.com/archives/4970

どこか人と違う自分…特異体質、もう１人の自分、幽霊…私たちはマイノリティの中のマイノリティ。普通じゃない愛と他人は思うかもしれない。だけど普通に愛しているだけ。そんな普通じゃないけど普通の恋愛ストーリー。ふみふみこの作品に描かれるのは、人から見たらちょっと変わった登場人物たちによって紡がれる、様々な愛の形。彼らは「どんな形だって愛は愛」と、軽々とすべてを超越してみせる。未体験な感動がじわじわと広がる珠玉の短編３話オムニバス。表題作「恋につきもの」は、製作スタッフととふみふみこが原案から共同開発した完全書き下ろし！主題歌は、山本精一が本作のために書き下ろした”恋につきもの”。耳に残る名曲が映画を彩る。

監督：桝井大地『いばらのばら』

自分への劣等感や生まれつきのコンプレックスを抱えて生きるふみふみこ漫画の登場人物たち。現実離れした設定なのに心惹かれてしまうのは、心に傷を抱えた登場人物たちが必死に目の前の現実を変えようとする姿に心打たれるから、そして欠点だと思っているものこそが彼らを輝かせているのだと気付かされるから。そう感じて、これは映画にしたいと思いました。（桝井大地監督）

監督：五十嵐耕平『豆腐の家』

例えば何かすごく孤独な思いをしたときに「そうじゃないよ」と励ましてくれるようなものはたくさんあります。けれど、ふみふみこ先生の描く世界にはそういった優しさはありません。自分がどこまで行っても孤独である事を突きつけられます。私達が孤独である事を認めてくれようとしているのだと思いました。（五十嵐耕平監督）

監督：一見正隆『恋につきもの』

ふみ先生の描く人間たちは「恋愛とはこうあるべきだ」と決めつけたりしません。それは多分その一人一人の心や身体が他の人とは違うかたちをしているからなのでしょう。自分たちは普通ではない。そう考える彼や彼女たちのときには臆病にときにはかえって大胆にふるまう様子を見ると私たちはつい「もっと普通にしていればいいのに」と思ってしまうのかもしれません。でも普通とは違う彼や彼女たちのいきかたこそが、自分の心や身体のかたちにあった愛のあり方を探そうとする、それが当たり前のことなのだと語っている。ふみ先生の描く作品の魅力はそういうものなのだと思います。（一見正隆監督）