旅する映像詩人 ヴィンセント・ムーンの世界
上映スケジュール |
9月13日(土)~9月26日(金) 9月13日(土)~9月19日(金)▶17:20~
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料金 |
一般:¥1500 / 学生・シニア:1300 / 会員:1000円 ★当日券のみ |
配給 MODESTLAUNCH
音楽を巡る世界旅行―――
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ロックスターからコーカサスの山村に人知れず存在する合唱団まで、 様々なジャンルの音楽と歌声。
そして、土地の匂いや風、街に暮らす人々の息づかいや生活音。映像作家ヴィンセント・ムーンが遊牧民のごとく
カメラひとつで世界を旅して撮りためた短編音楽ドキュメンタリーを地域ごとに辿る特集上映。
臨場感あふれる独特のカメラワークで、私たちを世界旅行へと連れて行く。
またロックフェスATPの記録フィルムや”Take Away Shows”シリーズの傑作選も含む、オリジナルプログラムをお届けします!
監督:ヴィンセント・ムーン | |
1979年パリ生まれ。写真家を経て映像作家へ。 路上、カフェ、エレベーター、屋根の上にミュージシャンを連れ出して演奏を記録する”Take Away Shows”シリーズで脚光を浴び、日本では2010年に公開された『友川カズキ 花々の過失』の監督として知られる。 2008年から始めた”Nomadic Film Making”シリーズでは世界各地で出会った音楽やパフォーマンス、伝統音楽や宗教的儀式までを幅広く探求。撮影したミュージシャンは600組以上にも及ぶ。 |
上映プログラム
【ウクライナ・クリミア・コーカサス編】 Ukraine・Crimea・Armenia・Azerbaijan・Abkhazia・Georgia | |
~民族が複雑に入り組む地に響き渡るハーモニー、郷愁~ ◆ ウクライナ、キエフのバンド DAKHA BRAKHA が聴かせるパワフルかつ軽快な音楽 ◆ “TRACES OF CRIMEA” クリミア・タタ―ル人の歌声と演奏から民族が入り交じる強大な土地クリミアの音を探ってゆく ◆ チェチェンの伝統的女性聖歌隊 NUR-ZHOVKHAR の壮麗で幻想的な合唱 ◆ イスラム教スーフィズム、旋回し舞う恍惚感のなか神を称える宗教的儀式 ◆ アルメニア出身の新鋭ジャズピアニスト、ティグラン・ハマシアンが紡ぐ繊細な音 ◆ グルジア民族歌手の姉妹が歌い上げる力強いハーモニー ◆ 秘境タッシュティ地方の広大な峡谷に響き渡る歌声とアコーディオンの音色 ◆ アゼルバイジャンの伝統音楽 ◆ アブハジアの海辺や教会での合唱 ◆ グルジアの広場で子どもたちが見つめるなか奏でられる優しい旋律.食卓を囲んだ男たちの哀愁のコーラス 10作品/計1h44/2012~2014年 出演:DAKHA BRAKHA, Lilya-Fruz Abibullayeva, Elvira Sarykhalil, Irina Zekova , Dzhemil Karikov,Reyana Kadyrova, NUR-ZHOVKHAR, Tigran Hamasyan,THE BAMBIR, Vordan Karmir, Gogochurebi, Beqa Chabukaidze, Tamta Tsogiaidze, Tamari Bakhturidze, Gochag Askarov, Savalan, STUMARI,他 |
【地中海・アフリカ編】 France・Spain・Sardinia・Turkey・Egypt・Tanzania・Ethiopia | |
~多様な文化の入り混じる土地で生まれた、生活と祈りの音楽~ ◆ チェロ奏者ギャスパーとフラメンコギタリストの父ペドロの息の合った魂のセッション ◆ 国民的フラメンコ歌手エンリケ・モレンテの洞窟に反響する深い歌声 ◆ イタリア・サルデーニャ島、何世紀にも渡る伝統的な笛ラウネッダスの音色と倍音で歌われる合唱 ◆ トルコ・ボドルム半島、70年代の歌姫セルダが弦楽器サズで弾き語るトルコ・フォーク ◆ イスタンブール、柔らかい光と波に包まれる夕方にアイシェヌールが歌う黒海周縁のフォークロア ◆ 夜の街に溶ける哀愁あるサズの音色とアフメットの歌 ◆ カイロの悪霊祓いの音楽”ザール”のトランスへと誘う太鼓の響き ◆ ザンジバルの人間国宝とも称えられるビ・キドゥデの歌はすべてを幸せで包み込む ◆ エチオピア、ドルセ族の暮らしの中から生まれた歌が朝靄に包まれた山に響き渡る ◆ 東アフリカ最大のマーケットに耳を澄ます音のコラージュ 11作品/計 1h47/2008~2012年 出演:Pedro Soler & Gaspar Claus, Enrique Morente, Andrea Pisu, Salvatore Trebini, Antonio Trebini, Seu Giancarlo, Selda Bagçan, Aysenur Kolivar, Ahmet Aslan & Kemal Dinç, Karema Anhar, Bi Kidude, エチオピア ドルゼ族の人々, Jacob Kirkegaard |
【ブラジル編】 Brasil | |
~音楽の生まれた街、音楽が育った路地裏~ ◆ 3人組のバンド TIÃODUÁ がギターとタンバリンを手にベロオリゾンテの街を陽気に歌い歩く ◆ ベレンのファベーラ出身大ブレイク中のテクノ・ブレーガ系(ブラジル北部に伝わるリズムやメロディを交えたポップス)女性シンガー、ガビ・アマラントスの超パワフルな自宅裏路地でのライブ ◆ サンパウロのアンダーグラウンドHIPHOPシーン実力派クリオロが出身地でサンバを歌う ◆ サンバの中心地ラパ地区の歌姫テレーザが心地よい歌声を聴かせる ◆ 奇抜なビジュアルと女性のような高い声で歌うMPB界のカリスマ、ネイが素顔のままチェロの伴奏一本で歌い上げる ◆ 雨のリオで若手女性歌手タルマと天才鍵盤奏者の父ラエルシオのヴィンセント流コラボ ◆ 男性シンガーソングライター、チアゴは路上にピアノを置き通行人とハーモニーを奏でる 7作品/計 1h44/2010~2013年 出演:TIÃODUÁ, Gaby Amarantos, CRIOLO, Teresa Cristina, Ney Matogrosso, Thalma & Laércio De Freitas, Thiago Pethit |
【南米編】 Argentina・Chile・Peru・Colombia | |
~アンデスから海岸へ、南米ニューエイジのモダンフォルクローレ~ ◆ ブエノスアイレス、道の真ん中でカホン(箱型ドラム)を囲み5人で元気に声を合わせるワールド系ポップスバンド、オンダ・バガ ◆ 女性歌手ソエマの透き通る伸びやかな歌声が街を包み込む ◆ 夜の公園に妖精のようにたたずみバンジョーを弾き語るマロウリー ◆ チリの港町バルパライソ、青い空の下、海岸で遊ぶ子どもたちの傍らで歌うミラグロス ◆ 老舗バーにフォークミュージシャン達が集う ◆ ペルー、標高3600mの都市クスコに伝統的フォルクローレを響かせる一家 ◆ ペルー版ブエナビスタ(?!) リマのクリオーリョ音楽の老人楽団、 ラ・カテドラル・デル・クリオリスモ ◆ コロンビアの広場で演奏するバンド、ボンバ・エステレオの存在感ある歌声が光る ◆ 夜のブエノスアイレス、トミ・レブレロがバンドネオンのメランコリックな音色にのせ、唄い奏でる 9作品/計 1h39/2010~2013年 出演:ONDA VAGA, Soema Montenegro, Pablo Malaurie, Fernando Milagros, Gepe, Manuel Garcia, Pascuala Ilabaca, Camila Moreno, Goli, Angelo Escobar, Choquewillka 一家, LA CATEDRAL DEL CRIOLLISMO, BOMBA ESTEREO, Tomi Lebrero |
【アジア編】Indonesia・Philippines・Hong Kong・Osaka | |
~失われつつある民族文化と、街の雑踏に灯る音楽の力~ ◆ ジャカルタの街に繰り出すカラフルでグルーヴィーなポップバンド、ホワイト・シューズ&ザ・カップルズ・カンパニー ◆ ジャワ出身の二人組センヤワがケチャを思わせるヴォーカルと竹の自作弦楽器の演奏で田園、巨大なゴミ山、夜の浜辺に轟かせるパワフルな音の波 ◆ 古典から新作までを自由自在に操り、ガムラン演奏家、講師として世界で活躍するバリ島のイ・マデ・スバンディ ◆ フィリピン、ルソン島の山岳先住民カリンガ族の生活から聞こえてくる音、老婆が歌いながら入れ墨を彫る音、村の子どもたちの歌声が心に響くー ◆ 世界中で演奏活動をする香港の作曲家カン・チー・シン、夜の街の雑踏のなかバイオリンの音が鳴りわたる ◆ 大阪の冬の夜、友川カズキがギターをかき鳴らしギャスパー・クラウスのチェロと共に歌い上げる魂の歌 6作品/計 1h41/2009~2012年 出演:WHITE SHOES & THE COUPLES COMPANY, SENYAWA, I Made Subandi, フィリピン カリンガ族の人々, Kung Chi Shing, 友川カズキ & Gaspar Claus |
【ヨーロッパ編】 France・Czech・Germany | |
~痛切なまでに美しい音楽家の肖像~ ◆ パリに暮らすカップルデュオ・アールト. 家や街角で二人は見つめ合い音楽を奏でる. 心に染み入るシンプルな音楽で綴る二人の愛の物語 ◆ チェコの音楽家ハベルス夫妻のポートレイト. 純粋に音楽を愛し15年以上生活を共にするカップルの美しいドキュメンタリー. プラハの街並と透き通ったピュアなハベルスの音楽が圧巻. ヴィンセント独特のカメラアングルが絶賛され話題となった一作 ◆ ヘルツォーク監督の『シュトロツェクの不思議な旅』『カスパー・ハウザーの謎』に主演したブルーノ・S. 彼はドイツで生まれナチ時代を含む 3才からの23年間を精神科療養所で暮らした後アコーディオンを弾く路上音楽家になった.哀しげな声は魂の叫び. 彼の透き通るような瞳にその人生が見えてくるかのよう. 2010年、亡くなる数日前に撮影された作品 3作品/計 1h21/2008~2010年 出演:ARLT, “LITTLE BLUE NOTHING” Vojtech & Irena Havlovi, Bruno.S ■ 9/18(木) 17:20~ | 9/22(月) 19:00~ |
FROM ATP + Take Away Shows 傑作選 | |
~音楽ファンの理想郷ロックフェス ATP、ミュージックビデオの革命~ ◆ “ATP(All Tomorrow’s Parties)” アーティストがキュレーターとなり出演者を決め、主催者、出演者、観客が一つの宿泊施設で寝食を共にするという個性的な音楽フェスティバルのドキュメント2本 ◆ ステージとは異なる場所にミュージシャンを連れ出して演奏を記録するミュージックビデオ “Take Away Shows” よりパリの街角で撮った3本. ゴミ箱をドラムにして伸びやかで美しい歌声のザック率いるアメリカのバンド、ベイルート ◆ ロンドンの4人組フォーク・ロック・バンド、マムフォード・アンド・サンズのとある庭先での演奏 ◆ NYのエキセントリック・ポップ・バンド、イェーセイヤーが地下鉄、アパルトマンでアコースティックに音をたたき出す! 5作品/計 1h45/2007~2010年 出演:ATP[MIDDEN]Fuck Buttons, Caribou Hot Chip, Deerhunter, Dirty Projectors, Bon Iver, Man Man, Marissa Nadler, Of Montreal, Ween[GHOSTS]Lightning Bolt, Built to Spill, The Drones, B.P.Fallon, Les Savy Fav, Mercury Rev, Mogwai, My Bloody Valentine, Sufjan Stevens, Thee Silver Mt Zion, Alexander Tucker, [Take Away Shows]Beirut, Mumford & Sons(with Johnny Flynn),Yeasayer |
☆ヴィンセント・ムーン最新プロジェクトのお知らせ☆
2015年春、ヴィンセント・ムーンが再びここ日本の地で、知られざる音楽を探求する長編ドキュメンタリーに挑む!
音楽ドキュメンタリー『響-HIBIKI』の制作費をクラウドファンディングにて募ります。
MotionGallery『響-HIBIKI』プロジェクト詳細はこちら→https://motion-gallery.net/projects/hibiki
このプロジェクトについて
著名なロックスターからコーカサス地方の山村に人知れず存在するグルジアの合唱団まで、これまで50カ国以上を旅し、何百という音楽家たちを撮影してきた旅する映像詩人、ヴィンセント・ムーン。
このプロジェクトでは、ヴィンセント・ムーンが日本の知られざる音楽に焦点を当て、古から現在まで、この国に響き続ける音楽の根源を探求する長編ドキュメンタリー映画『響・HIBIKI』の撮影を実現するため、映画製作費の一部を皆様からのご支援で募ります。