くらげとあの娘

上映スケジュール

11/15(土)~11/21(金)

13:10〜

料金

【当日券】
一般:1500円
学生・シニア:1200円
会員:1000円

2014年/カラー/ステレオ/HD/ビスタ/107分

Cast
宮平安春 派谷恵美 杉山彦々
朝倉亮子 齋藤裕樹 中澤莉胡 佐久間としひこ 橋本せつ 
吉田俊大 齋藤絵美 菅原さくら
あがた森魚 山口美也子

Staff
監督・脚本:宮田宗吉
製作:三谷一夫 小林好雄 宇生雅明/プロデューサー:丸山典由喜 岩田良章
撮影:馬場元/照明:大坂章夫/録音:小川 武
編集:佐藤崇/カラリスト:稲川実希/衣裳:江頭三絵
ヘアメイク:細倉明日歌/音楽:ゴンチチ/助監督:石井晋一
制作:安達祥子/宣伝美術:千葉健太郎
協力:東北芸術工科大学 映像学科/特別協力:鶴岡市立加茂水族館 鶴岡市
製作:映画24区 まちづくり鶴岡 庄内映画村/配給:映画24区
特別協賛:荘内銀行
協賛:山形新聞 山形放送 テレビユー山形 荘内三菱電機商品販売 月見 遠藤会計 エル・サン 尾形サービス商会

公式サイト:http://www.kurage-anoko.com

恋なんて、もうしないと思ってた—

★上映初日となる11/15(土)、宮田宗吉監督舞台挨拶決定!
★くらげ写真家・鈴木朱紀子さんの「くらげ写真パネル展」も開催!(11/15〜11/19)

 
 
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Introduction
 
”クラゲ展示種類数世界一”を誇る水族館 × ゴンチチ(音楽) × ラブストーリー
 
主人公となるクラゲの飼育員・浩平を演じるのは、映画初主演の宮平安春。
そして浩平が想いを寄せるヒロイン・有希は、2001年に冨樫森監督の意欲作『非・バランス』の
チアキ役で瑞々しいデビューを飾った実力派の派谷恵美が久々の映画界復帰。
その他、あがた森魚、山口美也子、杉山彦々など日本映画には欠かせない個性派俳優陣が脇を固める。
 
音楽は『誰も知らない』『歩いても歩いても』など世界で評価を受けた作品を数多く手掛けてきたインストゥルメンタル・
アコースティック・ギターデュオの『ゴンチチ』が担当。なかでも芸能界きってのクラゲ通であるチチ松村氏が21年前に
書きおろした書籍『私はクラゲになりたい』は本作の原案となっている。
 
監督・脚本は冨樫森、風間志織などの助監督を務めた宮田宗吉。2008年に『バカバカンス』で監督デビューをした後、
『セバスチャン』、『あまっちょろいラブソング』と立て続けに意欲作を発表。本作が監督4本目の作品となる。
 
本作の舞台となった鶴岡市立加茂水族館は、山形県のみならず日本全国の老若男女から親しまれている水族館。
クラゲ展示種類数世界一でギネスにも認定されており、2014年6月1日にはファン待望のリニューアルオープンを迎えた。
 
 
Story
 
「何も執着しなければ、何も失うことはない—」
 
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山形県にある鶴岡市立加茂水族館。くらげの飼育員である浩平は「くらげになりたい」とぼやきながら、
どこか無気力な毎日を送っている。そんなある日、港で、花束を海に投げ入れ手を合わせる謎の女性、有希をみかける。
彼女との出会いや水族館の同僚たちとのふれあいを通して、浩平の気持ちにも、少しずつ変化が…
くらげのようにフワフワと何もしないで生きていたいと願う浩平に訪れる運命とは———
水族館のある小さなまちで巻き起こるおかしくて、愛しい男女の物語。
 
 
Profile
 
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宮田宗吉(監督)
1971年10月9日生まれ。愛知県出身。
1997年より映画助監督として、冨樫森、風間志織、阪本順治などの現場に参加。
庄内キネマ製作委員会第1回作品『夏がはじまる』(13)でも、助監督と編集を担当。
2008年「バカバカンス」(2007年 第8回TAMA映画祭TAMA NEW WAVE特別賞受賞)で映画監督デビュー。
以降、『セバスチャン』(09)、『あまっちょろいラブソング』(10)と立て続けに意欲作を発表。
 
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ゴンチチ(音楽)
GONTITI(ゴンチチ)は、ゴンザレス三上とチチ松村によるインストゥルメンタル・アコースティック・ギターデュオ。
1978年結成、1983年デビュー。彼らの創り出す美しいメロディーは、聴く人の心をほっとさせ、聴く人、聴く場所、
聴く時間を選びません。どのようなシチュエーションにも自然にマッチするゴンチチサウンドは、コマーシャルやTV・
ラジオのBGM等、日々の我々の身の廻りで聴くことが出来ます。
まさに彼らの音楽は、「Very Special Ordinary Music」(とても特別な日々の音楽)と評され、何時しか人々の
心に溶け込み、それぞれのライフスタイルと共に息づく音楽と言えるでしょう。
こういった音楽性からも、国内だけでなく海外でも高い評価を受けています。1992年には竹中直人監督・主演の映画
「無能の人」のサウンドプロデュースを手掛け、日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞。近年では、ミリオンセラーを
記録したコンピレーション・アルバム「image」シリーズに収録され、同ツアー参加するなど多くの話題を集めました。
また2003年より、「放課後の音楽室」が高校音楽教科書「音楽2」に掲載。
2004年にはカンヌ国際映画祭で史上最年少・最優秀男優賞を受賞した「誰も知らない」(監督:是枝裕和)の音楽を
手掛け、2008年公開の同監督作品映画「歩いても 歩いても」、2012年 TVドラマ「ゴーイング マイ ホーム」、
2013年6月15日公開の映画「俺はまだ本気出してないだけ」(監督:福田雄一、主演:堤真一)で音楽を手掛ける。
公開に先駆け6月12日にサウンドトラックCD「映画 俺はまだ本気出してないだけ 本気音楽集」をリリース。
 
一方、ゴンチチの活動は音楽だけではありません。
ラジオ・パーソナリティーをつとめたり、CMに出演したりと、その活動は多岐にわたっています。
チチ松村はエッセイなどの執筆活動にも定評があり、これまで14冊の著書を上梓しています。
ゴンザレス三上もCG やグラフィックデザインの分野で独自の活動を繰り広げており、ゴンチチのアルバムジャケット
デザインも自ら手掛けるなど、それぞれの活動も幅広いものになってきています。このようにゴンチチは、音楽はもちろん、
そのキャラクターや表現活動も含めて、非常に注目を集める存在となっているのです。
オフィシャルHP: http://www.gontiti.jp/
 
 
Comment
 
「これはお母さんの手作りの弁当のような映画です。だからとてもとても優しい。
水槽にたゆたうクラゲを観るように、優しく優しく観て下さい。」
ゴンザレス三上

 
「僕の師匠はくらげです。
師匠の教えどおリ、つかみどころのないゆらゆらした音楽になるかと思われます。」
チチ松村

 
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【映画24区】
俳優・脚本家・プロデューサー等、日本の映画界発展に必要な人材の育成を目的として
東京・千駄ヶ谷を拠点に教育カリキュラムのプロデュースやスクールの運営を全国各地で展開。
映画製作では一線級の監督とタッグを組み、新人の俳優や脚本家を積極的に起用した意欲的な作品作りに取り組んでいる。
これまでに手掛けた製作作品としては『傷跡(11年/冨樫森監督)』、『1+1=1 1(12年/矢崎仁司監督)』、
『夏がはじまる(13年/冨樫森監督)』、『砂をつかんで立ち上がれ(13年/藤澤浩和監督)』、
『乙女のレシピ(13年/三原光尋監督)』。2014年は『くらげとあの娘(宮田宗吉監督)』の他に
『父のこころ(谷口正晃監督)』が6/21(土)より新宿ケイズシネマほか全国順次公開。
 
 
【庄内キネマ】
“庄内キネマでは「山形の物語を世界に」を合言葉に、俳優や脚本家を育成しながら
意欲的な映画づくりに取り組んでいます。”
 
「庄内キネマ製作委員会」は、地場企業や個人を対象にした会員制の映画コミュニティ。
地域の映像資産形成、映画人育成を目的として年間2本の映画の製作を行います。
 
脚本は、映画24区シナリオワークショップ等より、実力のある若手脚本家を積極的に採用すると共に
広く一般からも公募し、地元の観光名所をPRするような従来の地域映画ではなく、ストーリ重視の
良質なオリジナル作品を発信していきます。
 
出演するキャストは、映画24区俳優ワークショップ受講生や地元市民を中心にオーディションにて
選定し、撮影・編集・宣伝等の制作スタッフには、地元大学生・高校生などからアシスタントとして
積極的に現場を体験してもらい、明日の日本映画を担うような映画人の育成を目指します。
 
なお、完成した作品は「鶴岡まちなかキネマ」を皮切りに各地で公開し、
さらには海外の映画祭への出品も意欲的に取り組んで参ります。
 
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