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その街のこども 劇場版

上映スケジュール

1月17日(土)~1月23日(金)

連日17:20〜

料金

一般:1500円
学生・シニア:1200円
立誠シネマ会員:1000円

2010/日本/カラー/HD/83分

監督:井上剛(「ハゲタカ」「あまちゃん」)/脚本:渡辺あや(『ジョゼと虎と魚たち』「カーネーション」)/音楽:大友良英(『風花』「あまちゃん」)/テーマ曲:阿部芙蓉美 /プロデューサー:京田光広/上映企画:NHKプラネット近畿/配給:トランスフォーマー

森山未來  佐藤江梨子  津田寛治

公式サイト:http://sonomachi.com/

阪神・淡路大震災15年特別企画

それでも、行かなダメなんです。


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実際に震災を体験したふたりの演技が心を揺さぶる感動作

第36回放送文化基金賞受賞。放送後に寄せられた膨大なメッセージの力で異例の劇場公開、そして震災から20年のいま__


阪神・淡路大震災からちょうど15年目にあたる2010年1月17日、NHKで放送されたドラマ「その街のこども」は、実際に震災を体験している森山未來と佐藤江梨子の切なくリアルな演技に加え、心の傷を抱えたまま生きる若者たちを優しい眼差しで描いた渡辺あや(映画『ジョゼと虎と魚たち』、NHK連続テレビ小説「カーネーション」)の脚本が大きな話題を呼び、放送後には視聴者から感動と絶賛の声が多数寄せられた。本作は第36回放送文化基金賞を受賞。さらに反響は拡がり続け、遂に『その街のこども 劇場版』として、NHKの制作したドラマとしては前代未聞の全国公開が果たされた。新たな映像を加え、再編集バージョンでの劇場版は、その後も上映機会が続き、今なお“特別な作品”として観返す人が後を絶たない。

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1995年1月17日午前5時46分、「街」は一瞬で破壊され、ぼくたちは生き残った。


こどもの頃に震災を体験し、いまは東京で暮らす勇治(森山未來)と美夏(佐藤江梨子)。彼らは「追悼のつどい」が行われる前日に神戸で偶然知り合い、震災15年目の朝を迎えるまでの時間を共に過ごすことになる。震災が残した心の傷に向き合うため、今年こそ「追悼のつどい」に参加すると心に決めていた美夏に対し、出張の途中に“なんとなく”神戸に降り立っただけだと言い張る勇治。全く異なる震災体験をしたふたりの間には、大きな溝が広がっているように見えた。しかし、“ある場所”に差し掛かったとき、美夏は勇治が長年抱え込んできた過去を垣間見ることになる。復興を遂げた真夜中の神戸の街を背に、これまで語ることのできなかったふたりの想いが、不器用にあふれ出そうとしていた。

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立誠シネマプロジェクトのスクリーンに映る、震災から15年、そして20年。


2015年の今年、阪神淡路大震災から20年の時が経ちます。そこに居合わせた人、居合わせなかった人、その時命を失った人、その後にこの世に生を受けた人…様々な人が、います。

この度は、阪神淡路大震災から20年目の節目に製作された新作『神戸在住』と、15年目の節目に製作された『その街のこども 劇場版』を上映致します。

今を生きる私たちは、現在の問題に直面しつつも、過去にあった事や人や場所を思い起こしたりします。『神戸在住』は、震災から2年後に生まれた若者たちが、神戸の街で生きるなかで、直接は体験していなくても、その場所や人との交流を通して、過去との繋がりを感じ、それぞれの生を未来に向かって歩んでいこうとする作品です。『その街のこども』は、震災を体験した男女が偶然出会い、その時と同じルートを歩き、対話することで、それぞれの心に漂う思いと向き合っていきます。映画は、何かを教えるための教科書ではなく、観る者に追体験を促すものであるだろう、と考えます。この2作に通じているのは、震災という避けられず起こる出来事のなかで、私たちが何をどう感じるかを、映画を観ることによって、それぞれの立場で思い起こすことが大切だと伝えているということだと思います。特定の何かを指導するのではなく、同じものを観て、聞いて、それぞれが心に浮きあがることを感じ、それを語り合う。そんな機会を、この節目の時節に皆さまと共有できればという思いから、この2作の上映を行います。


★阪神淡路大震災20年作品『神戸在住』

1/17(土)〜1/30(金)2週間上映!

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『神戸在住』上映情報はこちら▶ http://risseicinema.com/movies/8883