『やさしい花』上映&安田真奈さん講演会

上映スケジュール

2013年7月7日(日)

9:30開場>10:00開演(11:30終了)★上映+講演会

料金

無料

出演:石野真子 谷村美月 西川忠志 早織 木咲直人 脚本:安田真奈

公式サイト:http://www.nhk.or.jp/osaka/kodomo/drama/

我が子に手をあげてしまう若い母親とその親子に手を差しのべる一人の女性の物語

[シネマカレッジ京都]×[立誠・シネマ・プロジェクト]特別企画  
「 や さ し い 花 」上映 & 安田真奈さん講演会    


■京都で立ち上がった新たな映画の学校[シネマカレッジ京都]。その「企画・脚本クラス」講師である安田真奈さん(映画監督・脚本家)が脚本を手掛けたドラマ「やさしい花」の上映と、安田さんご自身による講演を行います。

■NHK大阪放送局が取り組む「子どもを守れ!キャンペーン」の一環で制作されたドラマを通して、「子どもを守るにはどうしたらよいか」を考えたいと思います。このドラマの脚本家である安田さんご自身、お子さんを育てながらお仕事をされており、書き手であると同時に、ひとりの子を持つ母として、上映後にご講演をしていただきます。

■どなたでもご参加できます。どうぞこの機会に、お集まりください。
★上映作品は劇中に虐待描写が含まれますので、本催しでの小さなお子様のご鑑賞はお控え下さい。
★定員50名。ご予約等ございません。当日、9:30より開場しだい、先着順でシアターへご入場頂きます。


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「 や さ し い 花 」  

我が子に手をあげてしまう若い母親と
その親子に手を差しのべる一人の女性の物語

平成23年度 文化庁芸術祭参加作品

c_「やさしい花」単独ページイメージのコピー-1
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【ご紹介】
NHK大阪放送局では、虐待や育児放棄、貧困など、子どもたちをめぐる
多様な問題に取り組む「子どもを守れ!キャンペーン」を展開しています。
その柱のひとつとして、児童虐待をテーマにしたドラマ「やさしい花」を制作しました。

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【イントロ】
大阪市西区で起きた、若い母親による「ネグレクト(育児放棄)」で、3歳と1歳の二児が餓死した事件。
幼い命が失われ、多くの人々が心を痛めました。また、加害者となった若い母親や被害を受けた子どもたちに、家族や地域、行政が「なぜ救いの手を差し伸べられなかったのか?」と深く考えさせられる出来事でした。もしも身近で児童虐待が起こったら?…ひとりひとりが出来る“子どもを守るための手段”とは何か…。現代社会を生きるすべての人々が考える一助となるドラマをお届けします。

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【物 語】
大阪のマンションに暮らす木原友子(石野真子)と卓也(西川忠志)の夫婦。娘の葉月(早織)も独立し、夫婦水入らずの幸せな生活を送っている。しかし20年前、卓也は家庭を顧みず、友子は育児ストレスから当時3歳の葉月を虐待。児童相談所の助けを受けて家族関係を立て直した…という重い過去を持っていた。
ある日、木原家の下の部屋に若い母親・ユカ(谷村美月)と小さな男の子・ミツル(國分健太)が引っ越してくる。
ユカがミツルを虐待しているのではと察した友子は、自分と娘との辛い過去を思い出し、救いの手を差し伸べようと考える。他人の家庭にどれだけ関わるべきなのか?虐待問題の専門家でもない素人に、一体何が出来るのか……?

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【講演者紹介】

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安田 真奈(映画監督・脚本家)
奈良県出身、大阪在住。メーカー勤務約10年の間、各地アマチュア映画祭で計6冠のグランプリを獲得。2006年、映画「幸福(しあわせ)のスイッチ」監督・脚本で劇場デビュー。上野樹里×沢田研二の電器屋親子物語。第16回日本映画批評家大賞特別女性監督賞、第2回おおさかシネマフェスティバル脚本賞受賞。2011年、児童虐待問題を描いたNHKドラマ「やさしい花」脚本担当。2012年、MBS製作・TBS系ドラマ「奇跡のホスピス」共同脚本担当。