アラヤシキの住人たち
上映スケジュール |
2015年11月14日(土)~11月27日(金) 11/14(土)~11/20(金)▶12:40〜 |
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料金 |
【当日】一般:1500円/学生・シニア:1200円/立誠シネマ会員:1000円 |
2015年/カラー/ステレオ/117分
監督:本橋成一
製作・配給:ポレポレタイムス社・ポレポレ東中野
世界はたくさん、人類はみな他人。
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あなたという人は地球が始まって以来、絶対にいなかったはずです。
あたなという人は地球が滅びるまで出てこないはずなんです。
わたくしはそう思っています。
ー 宮嶋眞一郎
北アルプスの山裾、長野県小谷村。
車の通わない山道を1時間半歩いたところに、40年前からある真木共働学舎。
2階建ての大きな茅葺きの家にみんなが暮らしている。
春・夏・秋・冬、雨に崩れた道を直し、屋根に降り積もる雪を下ろす。
やってくる人、去ってゆく人、新しく生まれるいのち。
くり返されるその営みは、誰にもある生きものとしての人間の時間を思い起こさせる。
自然に根ざした人間本来の暮らしをとらえてきた写真家・映画監督本橋成一の6年ぶりの最新作。
真木共働学舎とはー
集落全体の高齢化などによって廃村となった後の真木集落で、共働学舎の創設者である宮嶋眞一郎と数人の同志が生活を始め、真木共働学舎はスタートした。ひときわ立派な2階建ての茅葺きの家「アラヤシキ(新屋敷)」に、現在、20代〜60代の男女数十人が、犬や猫、ヤギや鶏などの動物たちとともに暮らしている。
先の村人たちが先祖代々使ってきた畑や田んぼ、数件の古い茅葺き屋根の家をそのまま受け継ぎ、米や野菜作りなどの農作業、家畜の飼育などを生活の中心に据えた生活が続けられてきた。一番長く真木で暮らしている人は、37年目になる。
昔から車が入ることができない真木集落へは山道を1時間半歩いて行かなければならない。メンバーたちは、週に何度も、多い時では一日に何度も生活に必要な荷物を背負い、麓からの山道を往復する。「荷上げ」と呼ばれるその作業は、彼らの日々の仕事として、生活の一部となっている。
真木集落は今村昌平監督作品『楢山節考』(1983年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞)の撮影地となった場所でもある。