立誠シネマプロジェクト

懐かしく、そして新しい。
世代を超えて愛される、日本最初の影絵劇団・かかし座の影絵ワールド

【イベント情報】
▼10/5（土）上映後、大嶋拓監督舞台挨拶

▼10/6（日）上映後、手影絵のミニパフォーマンス
出演：飯田周一さん・櫻本なつみさん

▼10/12（土）上映後、手影絵のミニパフォーマンス 出演：菊本香代さん
★10/12（土）、後藤圭氏舞台挨拶（劇団かかし座・代表）追加決定！

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1952年（昭和27年）に設立された日本で最初の影絵専門劇団「かかし座」。
60年以上にわたる創立以来、独自の手法で多くの影絵作品を生み出してきた。
「この手に、限界はない」を合言葉に、日々腕に磨きをかける出演者たち。

「かかし座」が、2009年（平成21年）から海外で巡演し、好評を博しているのが
「Hand Shadows ANIMARE（ハンド・シャドウズ・アニマーレ）」 である。
数十種類の動物の姿を「手」の影絵だけで作り出す、大胆かつ繊細な
パフォーマンスから、生命を吹き込まれた「手」が、まるで独立した
生き物のようにスクリーンを飛翔する「神秘的な瞬間」を克明に描き出す。
これまで公開されなかったバックステージにカメラを向け、創立60周年を記念した
三大都市での国内ツアーや、ブラジル公演出発までの劇団員たちの姿を追う。
監督は、『火星のわが家』『凍える鏡』などの劇映画で、人間の心の「影」の部分を
鋭く映像化してきた大嶋拓。

【劇団かかし座とは】

劇団かかし座は1952年の創立以来、さまざまな影絵表現を模索してきた。
当初はＮＨＫの専属劇団として、連続シルエット番組「ルパンの奇巌城」
「家なき子」「杜子春」等を制作。
1973年には「竹取物語」がフランス・モンテカルロ国際ＴＶ映画祭の第2位になるなど、
国内外の評価も高い。
2008年から、岐阜県下呂温泉合掌村の「しらさぎ座」にて、
連続影絵公演を開始。日本で唯一の影絵常設劇場として注目を浴びている。
2012、13年には「魔法つかいのおとぎばなし」「宝島」が、厚生労働省社会保障審議会の
「特別推薦児童福祉文化財」に連続選定された。
現在は舞台上演にとどまらず、
放送、出版、広告など多方面に活動領域を広げている。
「Hand Shadows ANIMARE」に代表される手影絵は、「懐かしく新しいパフォーマンス」
として近年改めて話題を集めており、その手技はコブクロの「蕾」プロモーションビデオや
ＮＨＫ『みんなのうた』の「ゆらゆら」等でもおなじみだ。