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蔦監督 高校野球を変えた男の真実

上映スケジュール

2016年9月24日(土)

10:00〜
★1回のみ限定上映

料金

無料

2016年/日本/126分

出演:蔦文也、蔦キミ子、畠山準、水野雄仁、池田高校OB・関係者30名以上、千玄室
ピアノ音楽:新垣隆 企画・制作・配給・宣伝:ニコニコフィルム
後援:徳島県三好市 映像提供:毎日放送/四国放送 写真提供:徳島新聞/栗原達男
協賛:小松印刷 株式会社 / 株式会社 松下印刷 / 株式会社 中村両栄舎印刷所

公式サイト:http://tsutakantoku.com/

甲子園の伝説
池田高校“蔦監督”が
映画になりました__。


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★蔦哲一朗監督舞台挨拶あり!

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*シネマオープン 受付開始は9:30から。
当日オープン時より整理番号入場券を配布いたします。
定員に達し次第配布を終了いたします。予めご了承くださいませ。
*9:30以前はシネマはオープンしておりません故立ち入ることができません。
また、本校舎内にて受付開始までの待機はご遠慮ください。
以上、恐れ入りますがご了承くださいませ。

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池田という小さな町で 俺のじいちゃんは神のような存在だった——

2001年4月28日。蔦文也は、僕ら家族に見守られながらこの世を去った。
“さわやかイレブン”“山びこ打線”と、今でも語られるほど鮮烈な輝きを高校球史に刻んだ徳島県立池田高校。
優勝3回、準優勝2回とその功績もさることながら、山間の小さな町で育った球児たちの快進撃は
日本全国の人々を熱狂させ、涙させた。
そして、その球児たちをまとめ上げた監督こそが、僕の祖父・蔦文也である。
“攻めダルマ”の愛称で親しまれ、打って打って打ちまくる豪快野球で新しい流れを作り、
全国に高校野球ブームをもたらした。
そんな“池田高校・蔦文也フィーバー”の1984年、僕は蔦文也の孫として池田町に生まれた。
その頃の池田町は蔦文也一色に染まっており、僕は“蔦文也の孫”として必然的に守られて育つことになる。
何不自由のない暮らしの中、しかし少しずつ漠然と “自分がなぜ蔦文也の孫として生まれて来たのか”、という
アイデンティティへの疑問を抱くようになる。

「なぜ俺は、蔦文也の孫なのか…じいちゃんの孫である意味がきっとある」

蔦文也が池田高校野球部の監督に就任した年齢と同じくして、僕も祖父と同じ“監督”という道を歩み始めた。
企野球というスポーツの舞台と、映画という芸術の舞台、180度違う世界であるものの、“監督”という意味では同じ線の上。
蔦文也は、映画の世界でいうレッドカーペッドを歩き、そしてアカデミー賞を獲った。
僕自身は、そんな巨匠の孫——血をもらった人間だ。
僕の“監督”としての一歩は、まず蔦文也の孫として生まれてきた運命と向き合うことから始めなければないない。

グラウンドでは生徒たちにノックを浴びせる白髪の鬼かと思いきや、メディアの前では飾り気のない無邪気な子供のように振る舞い、また孫たちの前ではどこにでもいる優しいお祖父さんとなる蔦文也。
掴み所のないこの人間を、私は孫として、また映画監督として追求することから“監督”としての一歩を踏み出したい。

この作品は、蔦文也を美化した既成のテレビ番組とは一線を画した、孫の私にだからこそ映し出せる、
祖父であり監督である蔦文也を探求するドキュメンタリー映画である。

監督:蔦 哲一朗


【入場料に関して】
本作『蔦監督 ‐高校野球を変えた男の真実‐』は、諸事情によりご来場者さまから入場料をいただかないことになっております。つきましては、本事情にご理解いただき、全上映入場料は無料で公開にご協力いただけますようご了承のほど、よろしくお願い致します。
ただ、本作をより多くの方にご覧頂くために、上映資金を劇場入口前で監督やスタッフが、ご来場者さまに呼びかけております。カンパのご協力をどうぞよろしくお願い致します。