Warning: Trying to access array offset on value of type bool in /home/wp091219/risseicinema.com/public_html/wp-content/plugins/only-tweet-like-share-and-google-1/tweet-like-plusone.php on line 242

ルート42

上映スケジュール

5月31日(土)〜6月6日(金) 15:00〜
6月7日(土)〜6月13日(金) 13:00〜

★5/31(土)、瀬木直貴監督来場決定!

料金

当日:一般:1,700円、学生・シニア:1,300円、会員:1,000円 ★全国共通特別鑑賞券1,300円各コンビニ、オンラインで発売中。

2012年/日本/カラー/114分/シネスコサイズ

監督:瀬木直貴 / 脚本:桂いちほ、我妻正義 / 音楽:長岡成貢
撮影:角田真一 / 録音:渡辺丈彦 / 編集:目見田健 / 助監督:高明
ラインプロデューサー:谷尚明 / コーディネーター:山崎勇
配給:アールツーエンターテインメント

出演:高岡蒼佑 、菊池亜希子 、武田航平、小野真弓

公式サイト:http://www.movie-route42.com/

聖地巡礼—伊勢路から「根ノ国」熊野へ。
魂のロードムービー。


Warning: Undefined variable $cs1 in /home/wp091219/risseicinema.com/public_html/wp-content/plugins/only-tweet-like-share-and-google-1/tweet-like-plusone.php on line 756

Warning: Undefined variable $cs2 in /home/wp091219/risseicinema.com/public_html/wp-content/plugins/only-tweet-like-share-and-google-1/tweet-like-plusone.php on line 756

★5/31(土)瀬木直貴監督来場!上映後舞台挨拶アリ!


〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
★映画『ROUTE 42』上映記念 関西3館連動企画 詳細決定!

◎熊野古道写真展◎
ー5/31(土)・6/1(日)に限り、伊勢〜熊野を結ぶ熊野古道の写真を展示します。

◎伊勢志摩・熊野古道 伊勢路グッズプレゼント◎
ー下記上映回をご鑑賞の方に先着で関連グッズをプレゼントいたします。
5/31(土)15:00〜の回:熊野古道伊勢路木札&盃
6/1(日)15:00〜の回:ボールペン&シール
6/7(土)13:00〜の回:熊野古道伊勢路木札&シール
6/8(日)13:00〜の回:牛の置物&シール

route42present1

〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜 〜
 

r42rogo

創生神話に着想を得た物語

『ルート42』は、「古事記」に記された国生み神話をモチーフにした初めての映画である。「古事記」は、712年に成立した日本最古の歴史書と言われている。そこにいきいきと描かれたのが日本誕生の物語。世界中に創世記があるように、極東の島国・日本にも国生み神話がある。
高天原の神々から国土づくりを命じられたイサナギとイザナミは、天からつながっている浮桟橋の上から聖なる矛で下界の海水をかき混ぜた。すると矛からしたたり落ちた雫が固まり、最初の島・オノゴロ島が出来た。2人の神は島に柱と神殿を建て、夫婦の契りを結ぶ。イザナミは数々の国土と神々を生むが、火の神を生んだとき陰部を焼かれて死んでしまう。その後、イサナギは死んだ妻を諦められずに黄泉の国に行く。だが、そこで見たのは腐りかけたイザナミの姿。イサナギは恐怖に駆られて逃げ出し、迫ってくるイザナミを大岩で遮り、黄泉の国への道を断つ。帰還したイサナギが禊をすると、左目からアマテラス(太陽神)、右目からツクヨミ(月神・海神)、鼻からスサノオ(大地の神)が生まれた。
本作では、龍也は愛する人を失ったイザナギであり、陽子はアマテラス、友梨はツクヨミ、高田はスサノオと、役柄を神々に重ね合わせて描いている。

 

『ルート42』メイン写真

 

聖地巡礼~ルート42

ルート42は、浜松市を起点に伊勢湾フェリーを経て、伊勢から紀伊半島をぐるりと回り、大阪に至る国道である。かつて陸の孤島と呼ばれた海岸の集落を結び、地域住民の貴重な生活道路となっている。日本語では42は「死人」を連想させ忌み嫌われる数字でもあるが、ルート42は実際に交通事故が多い事でも知られている。
また、ルート42は、伊勢と熊野という日本人の精神的主柱とも言える2つの聖地を結ぶ国道でもある。アマテラスが祀られている伊勢神宮は日本の神社の最高位であり、同じ伊勢にはツクヨミも祀られている。熊野にはイザナミ、スサノオが祀られている。
熊野への参詣道は、ユネスコの世界文化遺産にも登録されている。10世紀以降、位の高い者のみならず多くの庶民が熊野を目指した。その長く険しい道のりに病気や事故で命を落とす者も少なくなかった。命を賭して人々が熊野へと向かった理由、それは熊野が黄泉の国とつながっているという信仰があったからである。
熊野には、修行僧がわずかな食糧だけを持って屋形船に座し、外から釘を打ちつけて戸が開かないようにして、海のかなたにある観音浄土を目指す「補陀洛渡海(ほだらくとかい)」という習慣が近代まで存在した。黄泉の国とつながる熊野へ行けば先祖に出会える。現実世界の苦しみや孤独から逃れ、新しく生まれ変わることができる。熊野は癒しと救いを求める人々の聖地なのである。
『ルート42』は、日本人の精神文化の中心地・伊勢から熊野を舞台に、愛に傷ついた若者たちが旅をしながら、死を超えて希望の光を見出していく再生の物語である。東日本大震災、紀伊半島大水害を経て、今辛い気持ちでいる方々にも生きる喜びを感じてほしいという強い願いを込めて制作された作品である。

 

『ルート42』サブ1写真

 

【ストーリー】
伊藤龍也は、工場の夜勤を明けて、恋人の陽子が待つアパートへ急いだ。
今の龍也には、陽子の存在が全てだった。

鳥羽でプロポーズし伊勢で結婚の誓いを立てた。
幸せの只中にいて、何もかも順調に行くはずだった。陽子を交通事故で失うまでは・・・。

龍也は、死んだように過ごす日々にも限界を感じ、会社を辞めた。
全てを終わりにし、陽子の元へ行こうと思っていた。
そんな龍也の前に、陽子と瓜二つの女性、高橋友梨が現れる。

友梨は、死にそうな龍也の顔を見て、熊野を越えて根ノ国へ一緒に行かないかと誘うのだった。
根ノ国、死んだ者に会えるという黄泉の国の誘いに、龍也は、抗う事が出来なかった……。

龍也は、友梨を乗せ国道42号線を疾走するーーー

ひと夏の青春ロード・ムービー。