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『アンダーグラウンド』!『奇跡の海』!海の見える欧州映画たち傑作選!

戦争、信仰、民族、音楽、天上と地下、そして海____
海のない街・京都で、壮大な物語と広大な海を感じる傑作を特集!
シアターの闇の中で、新時代をつくった傑作・名作の“海”に、深々と浸かってください。


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アンダーグラウンド

『 ア ン ダ ー グ ラ ウ ン ド 』
★カンヌ国際映画祭 パルム・ドール(最高賞)
1995年/フランス、ドイツ、ハンガリー/カラー/171分

監督:エミール・クストリッツァ(『ジプシーのとき』『黒猫・白猫』『マラドーナ』)
撮影:ヴィルコ・フィラチ(『ジプシーのとき』『アリゾナ・ドリーム』)
美術:ミリェン・クリャコヴィチ (『デリカテッセン』)
音楽:ゴラン・ブレゴヴィチ(『王妃マルゴ』『ジプシーのとき』)
出演:ミキ・マイノロヴィチ、ラザル・リフトフスキー、ミリャナ・ヤコヴィチ
配給:紀伊國屋書店、マーメイドフィルム/宣伝:VALERIA/後援:在日セルビア共和国大使館

地下にもぐって50年、地上に出たら国はバラバラ―
祖国ボスニア・ヘルツェコヴィナ(旧ユーゴスラビア)の悲劇の歴史を映像と音の一大スペクタクル・ショーで魅せる20世紀を代表する映像叙事詩!

ナチス・ドイツ占領下のセルビアを舞台に、敵の目をあざむく為、広大な地下空間(アンダーグラウンド)へ避難し、戦争後も人知れず50年もの間生活していた人々の群像劇。政府の要職についたサギ師、武闘派の電気工事技師、美貌の舞台女優3人による恋と裏切りに満ちた半世紀の物語を軸に、戦争や紛争をカオス的コメディーに仕立て上げた。国が崩壊してしまった現実を前にして愛と狂気で生き抜いた人たちの姿を、思わず踊り出したくなるような強烈なビートにのせて、ブラックなファンタジーとして再構築した映画史に残る一大傑作。時空を超えた映像空間がスクリーンに帰って来る!


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『 奇 跡 の 海 』
★カンヌ国際映画祭 審査委員グランプリ
1996年/デンマーク/カラー/158分

監督:ラース・フォン・トリアー(『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『アンチクライスト』)
撮影監督:ロビー・ミューラー(『アメリカの友人』『レポマン』『デッドマン』)
出演:エミリー・ワトソン、ステラン・スカルスガルド、カトリン・カートリッジ
配給:ユーロスペース/提供:キングレコード

ラース・フォン・トリアー(監督)×ロビー・ミューラー(撮影)が描く美しくも残酷な、究極の愛__
ラース・フォン・トリアー監督、真の代表作にして最高傑作が、十余年の時を経て蘇る!

1970年代初頭、スコットランド北西部の海に取り囲まれた小さな村の荒涼とした丘の上には鐘のない教会があった。そこに生まれる、ひとりの女性が自らが選びえた奇跡、そして極限の愛の姿。

1996年カンヌ国際映画祭審査員グランプリを受賞し、監督ラース・フォン・トリアーの名誉と地位を確実なものとした傑作中の傑作『奇跡の海』。夫に献身的な愛をそそぐベスを演じたのは、この作品がデビューとなったエミリー・ワトソン。監督に“彼女の発見こそが奇跡”と言わしめ、デビュー作にしていきなりアカデミー賞、ゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネート、ニューヨーク批評家協会賞、ロサンゼルス批評家協会賞で主演女優賞を受賞した。撮影は『パリ、テキサス』『ダウン・バイ・ロー』のロビー・ミューラー。全篇手持ちキャメラによる独特の映像が、力強さとリアリズムを与えている。


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【上映スケジュール】

『アンダーグラウンド』
8/3(土)~8/9(金)_12:10(~15:00)

8/10(土)~8/16(金)_15:40(~18:30)


『奇跡の海』
8/3(土)~8/9(金)_18:00(~20:40)

8/10(土)~8/16(金)_12:30(~15:10)


【料金】
一般 ¥1,500/学生 ¥1,300/会員 ¥1,200

★海の見えるヨーロッパ映画たちキャンペーン
『アンダーグラウンド』『奇跡の海』いずれかの半券提示で
もう1作品を¥1,000でご鑑賞いただけます!



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当シアター<海の見えるヨーロッパ映画たち> × 京都みなみ会館 <戦争と原子力、祖国と故郷> 相互割引実施!

◆元・立誠小学校 特設シアター
8/3(土)〜8/16(金)
<海の見えるヨーロッパ映画たち>特集
『アンダーグラウンド』『奇跡の海』
こちらの2作品を

京都みなみ会館の<戦争と原子力、祖国と故郷>特集
『ポッポー町の人々』または『この空の花』(8/10~8/16まで上映 ※8/11休映)
ご鑑賞で、

一般1,500円のところ1,000円に割引いたします。


◆京都みなみ会館

8/10(土)〜8/23(金)まで ※8/11休映
<戦争と原子力、祖国と故郷>特集

『ポッポー町の人々』同時上映『駄洒落が目に沁みる』鈴木卓爾監督
『この空の花 -長岡花火物語』大林宣彦監督
『ライフ・イズ・ミラクル』エミール・クストリッツァ監督
『こうのとり、たちずさんで』テオ・アンゲロプロス監督

こちらの4作品を

当シアター<海の見えるヨーロッパ映画たち>特集の半券ご提示で、
一般1,200円のところ1,000円に割引いたします。


元・立誠小学校 特設シアター
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〒604-8023
京都市中京区備前島町310-2
元・立誠小学校 南校舎3階
TEL:080-3842-5398
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