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【サンバ!ゲスト来場!】ブラジル映画祭2013

 

11/16(土)〜当シアターにて開催するブラジル映画祭2013。

素敵なゲストの方々の来場が決定いたしました。

肌寒くても心はあたたかブラジル気分。この初冬、ブラジル映画祭でエスニックな空気を満喫してみてはいかがでしょうか。

▶11/23(土)17:55〜の『ゴンザーガ 〜父から子へ〜』上映後、
ブラジル往復航空券抽選会が行われます。
ブラジル映画祭各会場のオオトリを務めさせていただく栄誉!
ブラジル映画を見てブラジルへ行こう!

 
【ゲスト来場スケジュール】

11月16日(土)13:50~『ウィルソン・シモナル~スウィング! ダンス!! ブラジル!!!~』
作品解説:吉本秀純(音楽ライター)

11月16日(土)16:15~『ハウル・セイシャス ~終わりなきメタモルフォーゼ~』
作品解説:吉本秀純(音楽ライター)

11月17日(日)11:10~『ぼくらは“テルマ&ルイーズ”』
上映前トーク:露の団六(落語家)

11月17日(日)16:10~『はぐれても、はぐれても』
作品解説:住田 育法(京都外国語大学教授)

 

 

【ゲストプロフィール】

吉本秀純(音楽ライター)

72年、大阪生まれ。同志社大学在学中から京都の無料情報誌『カイトランド』の音楽ページ編集に携わり、卒業後に関西の月刊情報誌『エルマガジン』や邦楽ロック誌の編集者を経て、2002年秋からフリーの音楽ライターに。現在はワールド・ミュージックを中心に、洋邦のオルタナティヴな音楽全般、ジャズまで。幅広い観点で音楽専門誌や女性誌、CDライナーノーツなどで執筆している。11年には大石始氏との共同監修で『GLOCAL BEATS』(音楽出版社)を刊行。ブラジル絡みでは『ラティーナ』誌に毎月寄稿させていただいています。大阪市在住。
2013Yoshimoto

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露の団六(落語家)

http://dan-roku.blogspot.jp/
落語家
生年月日:1958年(昭和33)年9月27日 / 出身:兵庫県神戸市
入門:1980年(昭和55年)5月5日「2代目露の五郎(故・露の五郎兵衛)」
学 歴:神戸大学教育学部卒業

高 座
繁昌亭、大須演芸場、国立文楽劇場や様々な場所で高座を披露。
主な会は「明石高家寺寄席」「板宿寄席」「露の会」

主なテレビ番組
NHK上方演芸ホール。

主なラジオ番組
1987年~2001年AM神戸でメインパーソナリティーとして「団六のニュース大通り」16:00~18:00生放送を14年間務める。

講 師 歴
山手女子短期大学非常勤講師、神戸新聞文化センター講師、「落語塾」塾長などを務める。

講 演
自著『あほやけど、ノリオ ダウン症の兄貴を持って』の出版以来、全国各地で中高生、PTA、自治体、人権の会などからのオファーがあり講演会(実績300回以上)では、講演とともに落語を演じるなど幅広く活動中

2013_danroku

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住田育法

京都外国語大学教授
ブラジルポルトガル語学科長
京都ラテンアメリカ研究所研究員
http://www.kufs.ac.jp/blog/department/portuguese/detail/93 (こちらでも『はぐれても、はぐれても』を紹介していただいています)
専門分野はブラジル史とブラジル地域研究です。後者は、ブラジル学あるいはブラジル研究とも呼べるでしょう。
ブラジルのフルミネンセ連邦大学に1年間留学し、同大学大学院文学部のマクシミアーノ・カルヴァーリョ・イ・シルヴァ教授の指導により「ブラジル語法」の面からポルトガル語の弱勢人称代名詞の位置の問題について研究し、言語に表われたブラジルのナショナリズムを裏付けました。帰国後、このテーマについて修士論文(1975年)を提出し、ブ ラジルの文化的ナショナリズム台頭いちじるしい19世紀を強く意識した視座を持つことになります。翌1976年、ブラジル19世紀末の社会変化を扱った論文「<ブラジル奴隷解放>の歴史的意義」を『経済学論叢』(同志社大学)に掲載し、これが私の最初のフラジル史研究の発表となりました。学会誌『ラテン・アメリカ論集』(ラテン・アメリカ政経学会)にも同年、「ブラジル黒人奴隷法について」論文を発表しました。
その後、現代ブラジル社会の政治的エリート体制に注目し、「ブラジル旧共和政期のエリート体制の構造的分析」の成果を1978年に『COSMICA』(京都外国語大学)ならびに『ラテン・アメリカ論集』に発表しました。翌1979年には、ブラジル主義高揚期の文学作品への接近によって、新しい指導者であったヴァルガス大統領の「ブラジリダ-デ」の 文化的内容についての研究を『ラテン・アメリカ論集』に発表しました。1981年には歴史研究の立場から大西洋世界への展開を試み、18世紀ポルトガルの対英従属構造の打破を目指して独裁的な重商主義政策を行ったジョゼ1世の宰相ポンバール侯とその時代について研究し、『COSMICA』 (京都外国語大学)に、1981年から1984年にかけて3度、論文を発表しています。
1982年には、ブラジルを代表する歴史家J.H.ロドリゲスの代表作『ブラジルの軌跡-発展途上国の民族の願望』(新世界社)を共訳で出版しました。方法論の面で私は、膨大な第一次資料を駆使して歴史の展開を描くJ.H.ロドリゲスの立場をとっています。
1986年に、時代順に歴史を記述した8つの章と、問題別の視角から歴史を分析した7つの章からなるブラジル史の研究書 『概説ブラジル史』(山田睦男編)のなかで、第6章「ヴァルガス革命」と第7章「第二次大戦とポプリズモ」を執筆し、この ヴァルガス研究が、今日にいたるまで、私の主要な研究テーマとなっています。1990年には、南山大学の富野幹雄氏との共著『ブ ラジル-その歴史と経済-』(啓文社)を出版し、日本人による本格的なブラジル通史であるとして高い評価を得ました。2000年 にこの成果を踏まえて、富野幹雄氏のほかに、新たに、金七紀男氏、高橋都彦氏を加えて、『ブラジル研究入門-知られざる大国 500年の軌跡-』(晃洋書房)を出版し、ブラジル史の概説書ではありますが、人種関係などの社会問題や文学の潮流の解説に も触れてあり、すでに出版されている類書とはひと味違ったブラジル史研究書と評されています。
2002年には、富野幹雄氏との共編著、『ブラジル学を学ぶ人のために』(世界思想社)を出しました。
この2002年以降、労働者党大統領の登場というブラジルの政治変動に注目して、複数の分野の研究者との共同研究によって、ブラジル の都市形成や社会格差の問題に取り組みます。科学研究費補助金も得て「現代ブラジルにおける都市問題と政治の役割」について の共同研究をふかめ、2009年には科研の研究分担者の萩原八郎氏や山崎圭一氏、田所清克氏を共編著者に迎えて、 『ブラジルの都市問題―貧困と格差を越えて』(春風社)を出版しました。
20世紀中葉の冷戦期、ハリウッド映画への強烈なアンチテーゼを示したニューシネマの旗手ネルソン・ペレイラ監督が、2010年に京都を訪れました。京都外国語大学で記念講演、京都文化博物館で監督特集上映会を開催しました。京都で学び、活躍した大島渚監督と、パリの映画フェスティバルにおいて意気投合し、親交を深めていたので、葵祭の季節の京都訪問は、ペレイラ監督にとっても、京都にとっても、たいへん意義深い「出会い」の時となりました。
奥様とご一緒に来日されたペレイラ監督は、映画の里、太秦で東映京都撮影所のスタッフたちにも面談し、日本映画のメッカの伝統を楽しまれました。まさに「京都に、太秦があってよかった」の思いを強くしました。それから毎年、私はリオでご夫妻との出会いを重ねています。
20世紀ならびに21世紀におけるブラジル民衆文化の展開について、映画や演劇などにも注目しながら研究をすすめていきたいと考えています。
2013_sumida

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