真珠のボタン
上映スケジュール |
2017年4月15日(土)〜4月28日(金) 4/15(土)〜4/21(金)13:20〜 |
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料金 |
『光のノスタルジア』『真珠のボタン』 |
2015年/フランス、チリ、スペイン/82分
監督・脚本:パトリシオ・グスマン
プロデューサー:レナート・サッチス
撮影:カテル・ジアン、編集:エマニエル・ジョリー
写真:パズ・エラスリス、マルティン・グシンデ
製作:アタカマ・プロダクション
原題:pearl button
水には記憶があるという。ならば、私たちは失われた者の声を聞くことができるのだろうか。さまよえる魂たちも、安らげるのだろうか。
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記憶はあたかも、重力のような力で私たちの心を捉え続ける。
南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督が、混迷する文明社会に驚異の映像美で問う一大連作叙事詩、一挙公開!
『真珠のボタン』
☆2015年ベルリン国際映画祭銀熊賞脚本賞受賞
☆2015年山形国際ドキュメンタリー映画際インターナショナル・コンペティション部門出品
全長4300キロ以上に及ぶチリの長い海岸線。その海の起源はビッグバンのはるか昔まで遡る。
そして海は人類の歴史をも記憶している。チリ、西パタゴニアの海底でボタンが発見された。
――そのボタンは政治犯として殺された人々や、祖国と自由を奪われたパタゴニアの先住民の声を我々に伝える。
火山や山脈、氷河など、チリの超自然的ともいえる絶景の中で流されてきた多くの血、その歴史を、海の底のボタンがつまびらかにしていく。
パトリシオ・グスマン監督
ラテンアメリカを代表するドキュメンタリー映画監督。
1941年チリ、サンティアゴ生まれ。アジェンデ政権時代の政府とその崩壊を描いた三部作、全5時間のドキュメンタリー『チリの闘い』は、アメリカの雑誌「シネアスト」で「世界で最も優れた10本の政治映画のうちの1本」と評された。
ピノチェトによるクーデター後、グスマンは逮捕され、2週間監禁された。1973年にチリを出国し、その後はキューバ、スペイン、フランスと移り住み、多くの作品を発表し続けている。
1997年に始まったサンティアゴ国際ドキュメンタリー映画祭(FIDOCS)の創設者であり、同映画祭の代表を務めている。
▼南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督の2部作、一挙上映!『光のノスタルジア』上映情報
▼特集「歴史は我らのもの」にて『チリの闘い』上映!
▼★京都みなみ会館にて『チリの闘い』4月/22(土)より1週間限定公開!