みんなの学校

上映スケジュール

2017年5月6日(土)~5月19日(金)

5/6(土)〜5/12(金)10:30〜12:16
5/13(土)〜5/19(金)13:20〜15:06
★5/13(土)上映後 トークイベント開催!

料金

一般:1500円
学生・シニア:1300円
立誠シネマ会員:1000円
『さとにきたらええやん』の半券ご提示で当日料金300円割引!(一般、学生、シニア対象)

2014年/日本/カラー/106分

監督:真鍋俊永 / 企画:迫川緑
プロデューサー:中尾雅彦、加藤康治、兼井孝之
撮影:大窪秋弘 / 撮影助手:堀貴人
編集:北山晃 / 編集協力:秦岳志
整音:中嶋秦成 / 音響効果:萩原隆之
題字:谷篤史 / ナレーション:豊田康雄 / 配給:東風

公式サイト:http://www.minna-movie.com/

すべての子供に
居場所がある学校を作りたい。

大空小学校がめざすのは、「不登校ゼロ」。ここでは、特別支援教育の対象となる発達障害がある子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学びます。ふつうの公立小学校ですが、開校から6年間、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人もいっしょになって、誰もが通い続けることができる学校を作りあげてきました。
すぐに教室を飛び出してしまう子も、つい友達に暴力を振るってしまう子も、みんなで見守ります。あるとき、「あの子が行くなら大空には行きたくない」と噂される子が入学しました。「じゃあ、そんな子はどこへ行くの?
そんな子が安心して来られるのが地域の学校のはず」と木村泰子校長。やがて彼は、この学び舎で居場所をみつけ、春には卒業式を迎えます。いまでは、他の学校へ通えなくなった子が次々と大空小学校に転校してくるようになりました。

 

 

学校が変われば、地域が変わる。
そして、社会が変わっていく。

このとりくみは、支援が必要な児童のためだけのものではありません。経験の浅い先生をベテランの先生たちが見守る。子供たちのどんな状態も、それぞれの個性だと捉える。そのことが、周りの子供たちはもちろん、地域にとっても「自分とは違う隣人」が抱える問題を一人ひとり思いやる力を培っています。
映画は、日々生まれかわるように育っていく子供たちの奇跡の瞬間、ともに歩む教職員や保護者たちの苦悩、戸惑い、よろこび……。そのすべてを絶妙な近さから、ありのままに映していきます。そもそも学びとは何でしょう?そして、あるべき公教育の姿とは?大空小学校には、そのヒントが溢れています。みなさんも、映画館で「学校参観」してみませんか。