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【トーク、レクチャー開催】KGコラボ企画vol.2 移民・難民映画週間

立誠シネマプロジェクトとKYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)によるコラボ企画の第2弾「移民・難民映画週間」。上映作品を選定された渋谷哲也、北小路隆志、宗田勝也氏によるトーク、レクチャーを開催します!
是非、KYOTOGRAPHIEの多彩な企画とあわせてご参加ください。
 


5/7(土)15:10〜

渋谷哲也(東京国際大学 国際関係学部 教授)レクチャー

ドイツ映画研究(多くの映画字幕翻訳も手掛ける)を中心に、移民映画にも長年まなざしを向け続ける渋谷哲也氏の作品セレクトとレクチャー。ヨーロッパにおける中東移民を描く映画から、日常的な状況の中でヒッチコック的なサスペンス演出をみせる『40㎡のドイツ』、トルコ系ドイツ人の女性監督が移民家族のトルコへの帰還を描く『おじいちゃんの里帰り』を選出。歴史的背景、現代的な問題を紐解く。


5/8(日)15:10〜

北小路隆志(京都造形芸術大学・映画学科・准教授)レクチャー

映画評論家として、メジャー映画から個人映画までを包括し、様々な媒体で評論を執筆する北小路隆志氏の作品セレクトとレクチャー。『アジアはひとつ』は1970年代の運動体であるドキュメンタリストの若者たちが沖縄、韓国を経て台湾へと移動し、『NINIFUNI』は現代の日本の若者が潜在的に持つ「難民性」を照射した。作品そのものが「難民性」を孕んだ作品を選出し、そのアクチュアリティを浮上させる。


5/8(日)★会場、時間詳細後日発表

宗田勝也(難民ナウ!代表)トーク

難民活動家の宗田勝也(難民ナウ!代表、龍谷大学非常勤講師)による作品セレクトとトークイベント。シリア難民の現在を映すソフトとハード、対象的な2作を選出。また、「難民と呼ばないで」と題し、宗田氏をホストに、日本で難民として暮らしてきた方などゲストを招きトークを行う。そもそも難民という言葉は何を指すのか、日本での難民受け入れの現状など、ゲストも交えながら探る。


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【KGコラボ企画vol.2 移民・難民映画週間 】 2016年5月7日(土)〜5月13日(金)

宗田勝也セレクト
『目を閉じれば、いつもそこに ~故郷(ふるさと)・私が愛したシリア~』(2015年/日本/57分/藤井沙織監督)
『それでも僕は帰る ~シリア 若者たちが求め続けたふるさと~』(原題:The Return to Homs 2013年/シリア/89分/タラール・デルキ監督)

渋谷哲也セレクト
『40㎡のドイツ』(原題:40qm Deutschland 1985年/西ドイツ/77分/テヴフィク・バーシェル監督)
『おじいちゃんの里帰り』(原題:Almanya – Willkommen in Deutschland 2011年/ドイツ/101分/ヤミセン・サムデレリ監督)

北小路隆志セレクト
『アジアはひとつ』(1973年/日本/96分/★16mm/NDU作品)
『NINIFUNI』(2011年/日本/42分/真利子哲也監督)

料金:当日券(1プロ):1300円均一/立誠シネマ会員:1000円
*KG会員およびKGチケットご提示で1000円、2プロ目以降ご鑑賞の方は半券提示で1000円。

★上映情報詳細★

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