二十四時間の情事
上映スケジュール |
8月15日(土)~8月20日(木) 8/15(土)~8/20(木)▶15:00~ |
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料金 |
一般:1500円/学生・シニア:1200円/立誠シネマ会員:1000円 |
1959年/フランス・日本/モノクロ/35mm→デジタルリマスター/90分/原題:Hiroshima mon amour
監督:アラン・レネ
脚本:マルグリット・デュラス
音楽:ジョルジュ・ドルリュー
出演:エマニュエル・リヴァ、岡田英次
男__きみはヒロシマで 何も見なかった。何も。
女__わたしはすべてを見た。すべてを。
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〈立誠シネマ 戦後70年企画 vol.3 〜黎明篇〜〉8/15(土)より『ひろしま』×『二十四時間の情事』
◉9万人の広島市民が制作に参加し、原爆症のトラウマとその地獄絵図を克明に描くも、当時劇場公開(見られること)が適わなかったまぼろしの映画『ひろしま』。そしてそのいくつかの要素を引き継ぎながらマルグリット・デュラス(脚本)×アラン・レネ(監督)が臨んだ『二十四時間の情事(ヒロシマ・モナムール)』。「見ること」「体験を共有すること」の困難さを、次元を違えながらも体現する2作の間に、私たちは今も生きている。
戦後10年余り、映画撮影のロケで広島に滞在するフランス人女優(エマニュエル・リヴァ)と日本人建築士の男(岡田英次)が、一夜かぎりの情事にふける。女と男は、ヒロシマを見た/見なかったというやりとりを繰り返す。女は戦時中ドイツ人兵士と結ばれたことで、頭を刈られてしまった過去を持っていた。男は女をこの地に引き止めたいと感じている__。
名匠アラン・レネ監督が初の長編劇映画として着想し、フランス現代作家の代表的存在、マルグリット・デュラスが脚本を手がけた世界映画史上の名作。“ヒロシマについて語ることの不可能性について語る”本作は、刻々と沈みゆく戦火の記憶のゆらめきに向けた哀しみとして、今の私たちにこだまするだろう。