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【対談決定】舩橋淳監督 × 濱口竜介監督 〜東北から遠く離れて〜

『フタバから遠く離れて』の舩橋淳監督と「東北記録映画三部作」の濱口竜介監督による特別対談が決定いたしました。311で被災した町と町民に密着し記録し続ける舩橋監督と、震災の実景はほぼ映さずに人々の対話と口承を記録する濱口監督。対極的な作品で東北を見つめ、私たちの時代を映し出す両監督による初の対談が実現します。


 

日時:2015年3月22日(日)19:00

会場:元・立誠小学校 校内教室

※ご来場の際は立誠シネマロビーへお越しください。

<当日の流れ>
18:45〜 入場開始
19:00〜 対談開始(約1時間程度)

※整理券等の配布は特にございません。ご来場順に会場へとご入場ください。
(開場前にお越しになられた場合は立誠シネマのロビーにてお待ちいただけます。)
※立誠シネマにてこちらの作品をご鑑賞の方を対象としたイベントです。『フタバから遠く離れて』シリーズ、「東北記録映画三部作」いずれかの半券(使用前券も可)お持ちの方がご参加いただけます。
※上記の時間を予定しておりますが、入場や対談のお時間が若干前後する場合もございますので予めご了承ください。


 

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『フタバから遠く離れて 第一部』+『放射能』(3/7〜3/20)
『フタバから遠く離れて 第二部』(3/21〜4/10)
「東北記録映画三部作」(3/14〜3/27)

 

舩橋淳監督 『フタバから遠く離れて』

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1974年大阪生まれ。東京大学教養学部表象文化論分科卒業後、ニューヨークで映画を学ぶ。デビュー作『echoes』(2001年)が、「アノネー国際映画祭」(仏)で審査員特別賞と観客賞を受賞。第二作『Big River』(2006年、主演:オダギリジョー)は、「ベルリン国際映画祭」「釜山国際映画祭」でプレミア上映。東日本大震災で町全体が避難を余儀なくされた、福島県双葉町とその住民を長期に渡って取材したドキュメンタリー『フタバから遠く離れて』(2012年)は国内外の映画祭で上映。2012年キネマ旬報ベストテン第7位。著書「フタバから遠く離れて 避難所からみた原発と日本社会」も出版される。劇映画『桜並木の満開の下に』では被災地を舞台に物語を展開し、ジャンルを越えて、震災以降の社会をいかに生きるかという問題にアプローチしている。最新作は「小津安二郎・没後50年 隠された視線」。

 

濱口竜介監督 「東北記録映画三部作」

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1978年神奈川県生まれ。東京大学在学中から自主映画の制作を始め、同大学文学部を卒業後、映画の助監督やテレビ番組のADとして働く。2006年に東京藝術大学大学院映像研究科監督領域に入学し、修了制作『PASSION』(2008年)は国内外の映画祭で高い評価を得た。その後も日韓共同製作『THE DEPTHS』(2010年)、4時間に渡る長編『親密さ』(2012年)、染谷将太主演『不気味なものの肌に触れる』(2013年)等を監督。2011年~2013年にかけては東北記録映画三部作『なみのおと』『なみのこえ』『うたうひと』を酒井耕と共同で監督した。その後活動拠点を神戸に移し「即興演技ワークショップ」を開催した後、現在ワークショッフ参加者出演による新作長編映画を撮影中。

 

 

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